タイの物価と1ヶ月の生活費の目安。日本との物価比較。

タイ 物価
バンコク・タニヤ通り

 

タイに関する事柄で、タイでの生活を目指す人の一番の興味となるのが物価に関する事だろう。

上記記事でもこのトピックに触れているが、今回の記事では更に広い範囲で詳細を述べて行きたいと思う。

 

タイの物価。日本との物価比較

タイの物価は、物価の高い首都バンコクと他の地方都市では大きく異る。特に、住居費(家賃)と夜遊び代の差が大きい。バンコクにかんしては日本とほぼ変わらないという人もいる。

タイと日本のどの都市と比べるかによっても大きく違ってくるため、住居費(家賃)の場合は比較データとしては一番メジャーな東京を比較対象にしている。

 

家賃

東京の10分の1から2分の1

バイヨークスカイホテル
バンコクで一番高いビル(バイヨークスカイタワーⅡ)に入居するバイヨークスカイホテル

 

食費

日本の2分の1

タイ レストラン Terminal21 KT restaurant
BTSアソーク駅近くターミナル21の地下にあるレストラン「SANTA FE STEAK Terminal 21」より

 

光熱費

日本の2分の1

Utility costs

 

通信費

日本の2分の1

happy-tourist-SIM at Seven-Eleven
happy tourist SIM

 

交通費

日本の3分の1

バンコク BTS
バンコクBTS(バンコク・スカイトレイン)

 

風俗、夜遊び

日本の2分の1

パタヤのゴーゴーバーの女の子
パタヤのゴーゴーバー

 

*以下であげるバーツに対する日本円は2015年1月2日のレート(1バーツ=3.65)を参考にしている。

 

家賃

pattaya Serviced Apartments
パタヤのゲストハウス街。パタヤには至る所にレント(RENT)の文字がある。

 

まず東京の家賃相場について話すと、築10年以内で一人暮らし用の1K(20平方メートルぐらい)で7万円程度、23区の場合は約8万円とのことだ。東京も地区によって値段は異なるが、バンコクと比べた場合は大体3分の1から2分の1程度である。

10分の1から2分の1としたのは都市によって大きく異なるためで、日本人が住むレベルとなるとバンコクの中心部(スクンビット界隈等)を避ければ4万円程度、ただ、このレベルだと東京では10万円はすると思う。

 

例として、バンコクで4万円程度の物件(サービスアパートメント)をあげると

Bua House Serviced Apartment

Bua House Serviced Apartment price BH
上記の料金表にあるDailyは1日だけ泊まる場合、Weeklyは1週間、Monthlyは1ヶ月、Rent 6-Month Contract(半年契約)、Rent Yearly Contract(1年契約)での値段(タイ・バーツ)になる(http://www.buahouse.com/main.php現在ページは閉鎖中)。

サービスアパートメントで長期滞在を希望する人もまずは短期で滞在した方が良いだろう。

 

Studioの25Sqm(25平米)を1年契約の場合で11000バーツ(約40000円)。場所は地下鉄のクイーンシリキット駅の近く、地下鉄ソイカウボーイにも近いスクンビット駅の次でアクセスは悪くない。各部屋にはエアコン、テレビ、ケーブルテレビ(日本のNHKも見れる)、キッチン、冷蔵庫、レンジにテラスとバルコニー、共用スペースにはインターネット、監視カメラ、レセプション(受付)の人もいてこの値段である。なお、光熱費、通信費は別料金が発生する。

サービスアパートメントととしても安いが、普通の物件と考えても東京では10万円ぐらいはするだろう。

 

ちなみに、日本人向けのサービスアパートメントとして日本語対応できるような不動産仲介業者を通すと、上記のようなサービスアパートメントでも3~5割増しの価格になる場合があるので注意が必要だ。あくまで上記ブア・ハウス・サービス・アパートメントは現地もしくはファラン(欧米人)を含めた外国人用で、日本人専用ではないから、この通常価格で可能なのである。もちろん、その分英語でのコミュニケーションは必要となる。

 

食費

rice Noodle pattaya
ライスヌードル 50バーツ(約180円)。今回も小腹を満たすのにお世話になっている。

 

タイ旅行が人気の理由。タイの魅力も含む5つをあげようでも述べたとおり、タイの食事に関しては安くて美味しいものも多く、これがポイントで移住を決める人も多い。日本では外食すると1回で1000円は越えるが、タイでは屋台やローカルなお店で食べれば非常に安く済む。

とことん節約するなら自炊もありだし、コンビニの弁当でも100バーツ(約370円)もあればそこそこお腹は膨れる。

thai Seven Eleven lunch
種類も豊富なセブンイレブンの冷凍弁当。35-55バーツ(約130-200円)

 

セブンのプリッツ、ポッキー
プリッツ13バーツ(約50円)、ポッキー18バーツ(約65円)

 

外国人向けのレストランとなると、少なくとも200バーツ(約730円)はかかるが、それでも日本では倍の1500円はするレベル。

レストラン「SANTA FE STEAK Terminal 21」

Terminal21 KT restaurant
水代26バーツ(約95円)を加えても199バーツ(約730円)。

Terminal21 KT restaurant Receipt
アソークのターミナル21にある優良店。味も悪くなく、タイ料理だけだと飽きるので長期滞在者にはおすすめ。

 

夕食はローカルなお店を中心に150バーツ(約550円)程度におさえて、たまに外国人向けの少々高めのお店で400バーツ(約1460円)ぐらいを奮発すればストレスなく過ごせると思う。

kfc in bangkok menu

kfc in bangkok
KFCのランチボックス 135バーツ(約495円)

 

ちなみに、指数ともなっているビックマックは99バーツ(360円)だった。当たり前の話として、観光客が多い場所にあるレストランでは値段は割増になる。節約したいなら、ローカルなお店や自炊は必須になるだろう。

 

光熱費

電気代の場合はエアコンをつけっぱなしにしても一人暮らしなら1500バーツ(約5480円)程度。こまめに消すなど、意識して節約すれば、500バーツ(約1830円)ぐらいまでは抑えられる。

コンビニや銀行で可能な請求書が大家さんの家に届けられるので、大家さんが代わりに払ってくれれば後から請求されるし、請求書を渡されれば自分で払う必要がある。

 

水道代は日本の5分の1ぐらい。一人暮らしレベルの使用量であれば月500円もいかないぐらいだ。ただ、飲用水としては使えないので、ウォーターサーバーなどを入れれば別途月に1000円程度はかかる。

 

通信費

携帯本体は別途買う必要があるが、月々の通話料は安く、3Gネット回線を使えるキャリアと契約しても800バーツ(2920円)程度。ネット回線を家に引いたとして、ADSLであれば500バーツ(1830円)程度。

ただ、日本でもMVNOの格安SIMを使えばそれなりに安く済ませる事が出来るので携帯代にかんしてはあまり変わりが無いと言えるかもしれない。また、ネット回線も日本ほど安定していないので、日本の回線に慣れているとストレスになる部分もあるかと思う。

 

交通費

North-Pattaya-bus-station
パタヤからバンコクへの長距離バス。120バーツ(440円)程度。

 

交通費について、タイの都市でもバンコクが一番高くつくと思われがちではあるが、BTSや地下鉄などの公共交通機関が発達しているおかげで、バイタク(バイクタクシー)やタクシー等を頻繁に使わなければならない地方よりも安く出来る。BTSは地下鉄に並ぶバンコクの主要な移動手段で、初乗りで15バーツ(約55円)これが端から端まで移動しても52バーツ(約190円)。地下鉄は東京もそこまで高くないので、電車に関しては3分の1ぐらいだろう。

バスもバンコクからパタヤなど、比較的長距離でも120バーツ程度(約440円)で行けるし、バスなら市内の移動で大体は30バーツ(110円)で収まる。

ただ、東京の場合タクシー代が非常に高く、こちらについては10倍程度の開きはあると思う。

バンコクからパタヤへの旅行等、月に数回別の都市へ行くと考え大目に見たとしても大体3分の1ぐらいが目安になるかと思う。

 

風俗、夜遊び

ソイカウボーイ Soi Cowboy
ソイカウボーイ

 

バービア、カラオケ

タニヤ Thaniya street karaoke girls
タニヤのカラオケガール

 

タイの風俗、夜遊び全般の情報に関してはタイの風俗と夜遊びの記事を参考に。

 

タイでキャバクラのようなものに該当するものといえばバービアやカラオケクラブになる。バンコクのタニヤにあるカラオケになると、1時間1500バーツ(約5480円)ぐらいはかかるが一対一での会話も出来る。

バービアはビール1杯で100バーツ(約365円)程度、もちろん店や都市にも寄る。女の子におごりすぎなければ、バンコクでも1店舗1000バーツ(約3650円)もあれば十分に楽しめると思う。

 

ゴーゴーバー、マッサージパーラー

タイの夜遊び、風俗で人気なものと言えば、ゴーゴーバーとマッサージパーラー(MP)になるだろう。

参考記事:タイのゴーゴーバー情報のまとめ

 

日本の風俗で一般的なヘルスに該当するものといえば、タイのマッサージパーラーになるかと思う。マッサージパーラーでそこそこ評判の良い店では2500バーツ(9140円)程度。チップも払うとすれば3000バーツ(10970円)程度はかかる。

3000バーツも払えばかなりの美女もいるし、日本の2分の1以下にはなると思う。

MP NATAREE Huai Khwang
日本人好みも多い「ナタリー」

 

地方に行けばそれこそ3000円とかそのぐらいでデキる場所も出てくるので、日本の額と比べるのは難しい。ただ、最近はそれでも値段は上がる一方で、毎年ちょっとずつ日本の金額に近づいているように思える。日本と同じレベルになってしまったらお得感がないので行く人が減り、価格の上昇も抑えられると思うが、夜遊び代については真っ先に物価変動を受ける部分だ。

日本での収入を毎年増やしていかないと、タイで楽しめることはどんどん限定されてしまうという危機感は持った方が良いかもしれない。

 

タイの1ヶ月の生活費

以上を踏まえた上で下記にそのまとめを述べていきたいと思う。設定としては、自分のような30代の独身男性が一人で暮らした場合で考えてみる。

具体的には、日本での月の出費が20万ぐらいの平均的な独身男性がタイで暮らした時にかかる目安の費用は
▶ 住居費(家賃) 3万円
▶ 食費 4万円
▶ 光熱費・通信費 1万円
▶ 交通費 1万円
▶ その他 +α

計 9万円+α
やはり、基本的には月10万円もあればそれなりの暮らしは出来ると思う。

 

タイの生活費と平均月収。タイの富裕層の収入・支出の記事でも述べているが、タイでは月11万円以上の消費があれば富裕層である。タイの富裕層の定義は収入が上位10%に入る人を言う。

ただし、これは1人当たりの額で、3人家族が月11万円で生活するのはタイ人レベルに生活環境を落とさないとかなり難しい。つまり、3人家族で働き手が1人の場合、その世帯が富裕層と言えるには月33万円以上の収入が必要となる。その点は再度強調させていただく。

 

家賃

家賃は3万円ぐらいの物件。

上記でも述べたように、バンコクでも中心部を避ければ、ホテルのような各種サービスや必要な家具一式が付いた状態でそれなりの物件に住むことが出来る。地方へ行けば更に安くて豪華だ。

サービスアパートメントでなければそれ以上に良い物件に住めるので、家賃を節約したい人は月3万円かければ十分だと思う。

 

食費

食費は4万円。

1日300バーツ(約1100円)を目安に朝は軽く自炊して、昼はローカルなレストラン、夜はローカルなレストランとたまには和食やそれなりのレストランで食事をすると考える。あとの1万円(約2730バーツ)分は和食など、たまに豪華な食事をする際の出費。

あくまで一人で過ごした分を考えているので、デートなど交際費でかかった+α分は別途下記で考えている。

 

光熱費・通信費

光熱費・通信費は1万円。

こちらに関しては多少の誤差はあるかもしれないが、月によって大きく違いが出る事はないだろう。電気代を抑えるために、エアコンも使い過ぎないようにしたい。

 

交通費

交通費は1万円。

1日100バーツ(約365円)を目安に、バンコクではBTSや地下鉄で移動できる範囲で済ませよう。歩ける距離はタクシー等使わず、節約のために歩く必要は出てくるかもしれない。

 

その他

以上のように、タイでのんびりと一人で過ごす分には月9万円あればある程度快適に過ごせると考えられる。ただ、問題はその他の費用である。

 

ここには、交際費、夜遊び・風俗代、保険代、ビザ代や語学学校費用等がかかってくる。

 

まずは交際費。

自分の経験上、彼女と1日過ごせば少なくとも1000バーツ(約3650円)は更に上乗せされる。

1ヶ月の3分の1を彼女と過ごすとなれば、

1000✕10=10000バーツ(約36500円)

36500円がさらにかかることは覚悟しなければならない。食事はこちらもちだし、移動はタクシー、プレゼントなんて買おうものなら更に上乗せされるだろう。

 

夜遊び・風俗代も月の回数は制限しないと常に誘惑に晒されるタイでは非常に危険である。

仮に3日に1回ゴーゴーバーやマッサージパーラー(MP)で遊ぶと考えれば、ゴーゴーバーで4000から5000バーツ、MPで3000バーツ。

月にゴーゴーバーが5回、MPも5回行くとすると、

4500✕5=22500バーツ(約82130円)

3000✕5=15000バーツ(約54750円)

計136900円が更にかかってくる。

nana plaza boy

ナナプラザのゴーゴーバーのボーイ

 

月の3分の1を彼女と過ごし、月の3分の1夜遊びするとなると、+173400円が必要になる。

基本の出費分(9万円)と合わせると大体27万円ぐらいは必要になってくるだろう。衣服代、ビザや語学学校費用等、その他の費用を換算すると月30万円の出費は見ておいた方が良いかもしれない。

 

タイ・ロングステイ(長期滞在)費用

では、タイのロングステイを月30万円、10万円、5万円と見積もった場合どのようになるか?

それぞれのシュミレーションをしたいと思う。

月30万円で過ごす

彼女と半月(10日間)過ごし、3日に1回夜遊びして月30万円と考えれば、それこそ日本での30万円の生活とは比べ物にならないほど快適になるだろう。

Songkran Thailand
ソンクラーンイベント時のタイガール

 

タイで適度な夜遊びをして、お気に入りの恋人と過ごす快適な生活を送りたいなら月30万円の収入がある状態か、30万円×滞在月数の貯金が必要である。

もちろん、これはある程度お金をコントロール出来る人に限る。貯金がある状態で、出費がコントロール出来ないとなると、出費は増えていく一方になるので注意が必要だ。

 

月10万円で過ごす

SiLom cafe
シーロム、サラディーン駅前にあるオシャレなカフェ・レストラン

 

「自分は夜遊びはしない!」「人生に疲れたからただ単にタイでのんびりしたいだけ!」

そういう人なら月10万円でも生活できるので、月10万円の収入がある状態か、10万円×滞在月数の貯金が必要である。自分も東南アジアを放浪時は半年間月10万円程度で生活した。

誘惑の多いタイでは難しいかもしれないが、頻繁に夜遊びをしなればそこまで難しくはない。

 

月5万円で過ごす

woman Backpacker in thailand

「夜遊びなんて興味ない!」「サバイバルには自信もあるし、食事もローカルで我慢し節約生活で過ごす!」

家賃や食費を更に抑えることは出来るなら、月5万円の生活も可能ではある。家賃に関して言えば、バンコクでも月1万円以下の物件に住んでいる人は山ほどいる。ただ、食事でタイ料理を食べ続けるのは結構辛い。たまには洋食、和食も食べたくなる。

 

この辺も我慢できる自信があるなら、月5万円の生活も可能だ。

ちなみに、月5万円となると、タイ人(都市部)の平均よりも少しいい暮らしが出来るレベル。保証がないと様々なリスクを伴うが、若いうちはバックパッカーとしてブログを書きながら生活し、月5万円で日本を飛び出すのも悪く無いかもしれない。

 

以上タイの物価目安と、ロングステイにおける3つの予算のシュミレーションをしてみた。現状経済状態からタイは物価が上昇しており、また、それ以上に為替による変動も大きく影響している。

 

実際2014年の間でも、1バーツ=3.071~3.686まで20%程度の違いも出ている。つまり、月10万円で考えても±2万円程度の差は出る可能性があるのだ。この点はきちんと留意し、長期での滞在を計画する場合は、一部通貨をアメリカドルにするなど為替リスクの分散も必要となるだろう。

 

この点はバーツの為替レート推移と影響する要因を述べていくの記事も参考に。

 

2016年におけるバンコクの物価

2016年におけるバンコクの詳しい物価を知りたい人は下記記事を参考に。

Bangkok Thanon Ratchadamrバンコクにおける物価の安さでの移住を考える。2016年のバンコク物価表
バンコクの主要通りの1つ「ラチャダムリ通り」 近年タイは海外移住ランキングでもマレーシアを抜いて1位としているデータも出て来ており、注目を集める事が多くなっている。移住したい人が一番気になるで...


Thaniya Rd

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ABOUTこの記事をかいた人

付利意雷布亜

サラリーマンからニートになり、日雇いバイト、フリーターをしばらく続けた後、アフィリエイトで稼げるようになり個人事業主へ。 現在は日本を拠点に、年3分の1以上はタイを中心とする海外のホテルで生活しています。