コンテンツSEOで検索上位へ。まだブラックハットで消耗しているの?

検索上位表示
white bird

 

コンテンツSEO

コンテンツSEOとは?

コンテンツSEOとは、コンテンツの質を高め良質なコンテンツを作成することにより、検索エンジンから集客するSEOの事を言う。

 

近年まで、多くのSEO業者は大量にサイトを作成して、そこからリンクを張ることによりGoogleの評価をあげ、検索上位表示を実現してきた。しかし、最近ではGoogleによる評価の技術が進歩し、上記のようなブラックハットによる上位表示が難しくなっている。そこで、良質なコンテンツを提供しユーザーを満足させることで検索上位表示を目指す真っ当なSEOであるホワイトハット、つまりはコンテンツSEOを実践する人が増えてきている。

 

良質なコンテンツとは?

Googleは良質なコンテンツを多く含むサイトを高く評価するが、Googleが良質なコンテンツを含むサイトと評価する要因は2つある。

1つ目は外部評価の高いコンテンツを含むサイトかどうかである。

ソーシャルを含めた良質なリンクが付いていれば、それは良質なコンテンツと評価されるのは当然のことだろう。「ユーザーが満足するコンテンツというのが良質なコンテンツだ」と主張する人は多いが、ユーザーが満足したかどうかは結局外部評価でしかわからない。満足し、ソーシャルアクション(いいね、シェアなど)を起こしたり、引用して記事を書くのはあくまでも外部評価なのである。

繰り返しになるが、外部評価が高ければGoogleから良質なコンテンツと評価されるのは当然の事なのだ。

 

では、このような外部要因以外では、どのようなサイトが良質なコンテンツを含むサイトとGoogleから評価されるだろうか?

こちらが2つ目の答えになるが、良質なコンテンツを含むサイトと評価されるのは、より需要のある事柄に答える専門性が高いサイトになる。従って、良質なコンテンツを含むサイトとは

1.外部評価の高いコンテンツを含むサイト

2.より需要のある事柄に答える専門性が高いサイト

ということになる。

 

ブログを5年以上運営している人は数多く存在している。1つの記事も2000字を越え、ボリュームがそれなりにあるブログも多い。それでも、Googleからの流入はごくわずかで、1ページあたりのボリュームを多くすれば(文字数を多くすれば)コンテンツが高く評価されるわけではない。

1ページあたりのボリュームが多くてもそのサイトが評価されないなら、別の要因があるのは当然の事で、これが記事の含む「答えの需要」にあると帰結される要因になっている。ブログのほとんどは個人的な日記であり、検索エンジンを使うユーザーの答えを含んでいないのが普通だ。そういった答えを含まない記事が多いサイトは良質なコンテンツを含むサイトとは見なされず評価は下がる。

 

より実践的な例で説明してみよう。日本の銀行を紹介するサイトがあったとする。三菱東京UFJ銀行(UFJ銀行)やみずほ銀行など、メジャーな銀行を紹介する専門サイトAとマイナーな銀行、例えば、トマト銀行やもみじ銀行を紹介する専門サイトBがあったとする。

tomato bank
トマト銀行

 

コンテンツの量は同じぐらいで被リンクなどの外部評価も同程度と考えた場合、「銀行」という検索ワードでよりGoogleに高く評価され上位表示されるのは間違いなくサイトAである。

 

GoogleAdWordsで実際にそれぞれのキーワードのボリュームを見ると、

  • 銀行 60500
  • 三菱東京UFJ銀行(三菱東京ufj) 110000(823000)
  • みずほ銀行 673000
  • トマト銀行 12100
  • もみじ銀行 14800

となっている(2014年8月5日現在)。

 

また、メジャーな銀行ばかりを扱うサイトAがマイナーな銀行である「トマト銀行」というキーワードを題名(h1タグ内)に含めたページ(記事)があった場合、「トマト銀行」のキーワードでもサイトAが、マイナーな銀行の専門サイトであるサイトBよりも上位表示される可能性が高い。「トマト銀行」に該当するキーワードの需要が低ければ低いほど、トマト銀行を専門とするサイトの評価が下がる(=良質でないコンテンツを含むサイトとみなされる)ため、このような結果になるのだ。

銀行のカテゴリーで、「トマト銀行」というマイナーなキーワードでの話になるが、これはあらゆるキーワードでも言える事である。

 

ただし、初めにも少し触れたが、良質なコンテンツを含むサイトと評価されるのは内部の要因だけではない。トマト銀行の専門サイトでも、被リンクを含めた外部評価でメジャーなサイトにスモールワードで勝つ事は普通にある。専門性が高いサイトというのはGoogleにその一貫性を評価されるだけでなく、リピーターを含めたユーザーからも評価され、仲間内でリンクが張られる事は多々あることだ。

そういった意味で、スモールワードで上位表示させるために、需要の少ないキーワードをメインに置いてサイトを作る事は間違いではない。ただ、その専門性やリピーターを含めたユーザーを育てて行き、Googleに専門性が高いサイトと認識させるためにはある程度の時間と作業量が求められるだろう。

 

「トマト銀行」というキーワードで上位表示させるために

  • ①トマト銀行という同カテゴリー内では需要が少ないキーワードをメインにサイトを作って行く
  • ②需要の高い銀行のキーワードでサイトを作り、まずサイト自体を良質なコンテンツを含むサイトと評価される事を目指す。その後、トマト銀行に関する記事を書く

上記をウサギとカメの話であてはめれば、①の戦略はカメであり、②の戦略はウサギであると言える。

①のように「トマト銀行」というマイナーキーワードでサイトを構成すれば、専門性が高いサイトとGoogleからもユーザーからの評価されるのに時間はかかるが、最終的に②に勝つだろう。逆に②の戦略は「トマト銀行」というキーワードだけで見た場合、スタートダッシュは上手くいっても、将来的には、①に勝てなくなるが、銀行という大きなカテゴリーで他のつぶしが効く。

例えば、「トマト銀行」がダメでも「もみじ銀行」で上位表示を目指せばいいといった具合に、替えがきくのである。これはブラックハットと呼ばれる自演リンクで検索上位表示を実現する方法にも応用できるだろう。②のように需要の高いキーワードが多いサイトを作った方が、サテライトサイトとしても使い勝手は良いのである。

 

需要の変化=コンテンツの質の変化

ただ、ユーザーの需要というのは常に変化している。もし、トマト銀行がメガバンクとなりUFJを凌ぐようなメジャーな銀行になれば、トマト銀行をメインテーマにサイトを構成していたサイトのGoogle評価が一気にあがる。こちらの方が需要がありユーザー答え(ニーズ)を満たす可能性が高くなるからだ。最近では銀行で合併などの大きな変革はあまりないが、現在も変化の激しい業界のキーワードの場合は、リターンが見込める反面、リスクも大きいと言える。

 

例えば、無名のアイドルを扱うサイトなどは、そのアイドルの名前(キーワード)が一気にメジャーになれば、ライバルが少ない中で急激に評価が高まる事になる。こうなれば、関連キーワードで検索結果上位を独占する可能性も高く、ある意味一攫千金も狙える。アイドルの他にマイナーな漫画やアプリなどを扱ったサイトで、一気にメジャーなサイトになったものも実際には結構ある。

 

「上位表示を狙っているキーワード」と「それよりも需要の高い関連キーワード」。こう見るとどちらが正解とは言えない部分はあるが、 どうしても上位表示したいキーワードがある場合は、それをメインのキーワードに置いてサイトを構成して行くべきである。サテライトサイトや稼ぐという観点では、良質なコンテンツと評価されるメジャーなキーワードをメインに置いた方が、替えがきくという点でリスクが少ないのは間違いない。

サテライトサイトについての参考記事:アフィリエイトサイトで稼ぐ方法

 

SEOの内部対策

以前SEOの内部対策での説明で検索性を高める方法というのも述べてきた。詳しくは検索エンジンを攻略するを見ていただくとして、この検索性を高める事もコンテンツSEOには含まれ、非常に重要な事である。自演リンクなどを使ったブラックハットと呼ばれる検索上位表示の施策を使わずとも、これらSEOの内部対策をしっかりと行えば検索上位表示は十分に可能だ。

 

ただ、このコンテンツSEOに関しては、細かい箇所で実施できていない人が多い。今回の記事でも、理解はすぐに出来てるかもしれないが、すぐにサイト運営に反映させることが出来る人は殆どいないと思う。

何度も言うとおり今後はコンテンツの重要性が高まり、それに比例してコンテンツSEOというものがSEO対策でも大きな部分を占めるようになる。きちんとした内部対策が出来てるか、身につくまでこの記事を参照して矛盾点がないかの確認はしてほしいと思う。

 

ちなみに、コンテンツSEOについて述べてきたこの記事は需要のあるキーワードとその答えで文章が構成されているわけではなく、上でいう「良質なコンテンツ」とはあまり言えない。しかし、何らかの形で被リンクなど外部評価が高まれば、良質なコンテンツとしてGoogleから評価される。

 

科学の世界でも、需要の少ない研究成果が急激に注目され新しい発見に繋がる事は多々ある。需要の少ない研究が大きく評価されれば、それはその世界では画期的な発見とされるわけだ。Googleも需要は少ないけど外部評価が高い記事を画期的な記事として過大に評価する可能性もある。そうなると、ブラックハット対策との兼ね合いが難しくなるが、理想としてはそうしたいはずだ。

 

以上を踏まえると、需要は少ないけど、外部評価が高くなる記事を書き続け、画期的なブログとして世間からもGoogleからも評価されるブログ記事を書ける事がもっとも成り上がれる可能性が高いといえる。それこそ、ユーザーの期待以上の満足を獲得し、更に長い目で見た場合のコンテンツSEOと言えるからだ。

 

ブラックハットSEOからコンテンツSEOへ

ブラックハットは、検索エンジンを使うユーザーにとっても、Googleにとっても不利益な事が多かった。大量に薄い記事を作成する事はGoogleの負担を増やすだけだし、評価の偽装もしている。もちろん、ブラックハットを用いて検索上位表示を実現したサイトの中にはユーザーを満足させる情報を含んだサイトもある。

しかし、ほとんどのこのような形で作成されたサイトはアフィリエイターの利益優先で、ユーザーの満足は二の次だった。

 

良い傾向としては、ブラックハットを行うにあたって、以前よりコストがかかるようになっている事だ。大量のドメインを取得すればそれだけ費用はかかるし、記事作成に関してもオリジナリティが要求され、自分もしくは委託によりお金を払って行わなければならない。運よく上位表示が実現しても、それにかけたコストを回収する前にペナルティを食らう可能性も高くなってきた。

 

確かに初心者でもリンクを貼るだけで簡単に上位表示を実現出来る場合もある。その快感が忘れられないと、今後もブラックハットを意地でも続けようとするだろう。

ただ、ブラックハットを使い検索上位表示を実現させている人は、いくら経験が豊富だとはいえ、今後のGoogleの技術の進歩によりペナルティを食らうリスクは常にあると考えた方が良い。

現在ブラックハットで稼いでる人はともかく、これからSEO対策を行いたい人は、リスクを避けるという意味でも、良質なコンテンツを含む専門性の高いサイトの作成を目指した方が良いだろう。

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