タイのソンクラーンに参加して来たので、その感想を述べていきたいと思う。

Songkran in Bangkok silom
バンコクにおける最も激しい水かけが行われる場所の1つサラディーン駅周辺のシーロム通り

 

タイのソンクラーン(ソンクラン)

ソンクラーン

ソンクラーン(ソンクラン。英語:Songkran)とは、タイの旧暦における新年で旧正月とも言われる。旧暦による新年は、西暦では毎年日付けが変わるが、近年はタイ政府により西暦の4月13から15日に固定され、この期間は祝日にされている。

 

水かけ祭り

元々ソンクラーンは風習として仏像、仏塔、年配者の手に水を掛けてお清めをする行為が行われるだけだった。しかし近年に入り、お清めの水が子供から若者、旅行者を中心に水を掛け合う「水かけ祭り」へと発展し、イベント関係者もこれに乗っかるようにして祭りとして盛り上げるようになった。

去年イッテQでもお祭り男・宮川大輔が参加し、日本でもそれなりに知られるようになっただろう。

Songkran daisuke miyagawa itte Q
2014年4月27日放送のイッテQhttp://www.ntv.co.jp/q/oa/20140427/01.html

 

今回のソンクラーンでは多くの日本人がこのイベントに参加しているのを見た。シーロム通りからディスコのイベントにてファラン(欧米人)に負けないぐらい暴れていた日本人の若者グループもいくつか見ている。

 

こうした水かけ祭りはタイ全土、ミャンマーやラオスでも行われており、東南アジアではソンクラーンの風習の無い国・シンガポールなどのディスコでも、これを真似たイベントが行われている。

 

水かけ祭りの行われる時期、場所

ソンクラーンに合わせて水かけ祭りも毎年4月13日から15日とされているが、12日からすでに水鉄砲やバケツを持った子どもたちが水をかけ合っている。

13日に入ればこうした水かけが本格化し、道路を走るバイクやソンテウ、トゥクトゥクからタクシーまで多くの車が水やベビーパウダー(白い粉)をかけられていた。

 

ソンクラーン時のバンコク

バンコクでもこの時期は無差別的に通行人や道路を走る車に水をかけている。

Songkran in Bangkok national stadium
ホテル前に止まったトゥクトゥクや道路を走る車、通行人に水を掛ける若者。手前のフルーツジュースを売る露店の兄ちゃんもすでにビショビショ。

 

ソンクラーン時のパタヤ

Songkran in pattaya boys
道路を走るバイクや旅行者の多いソンテウを狙ってホースやバケツを使って水をかける子供たち(パタヤ)。

 

Songkran in pattaya second road boys
道路や通行人に向かって水をかける子供たち(パタヤ)。

他にもパタヤのビーチロード沿い、ビーチロードとセカンドロードの間にあるソイでは水鉄砲の打ち合いやバケツやホースを使った水のかけ合いが行われていた。

 

Songkran in Pattaya
Songkran in Pattaya ソンテウの乗客に向かって水を放つファラン(欧米人)。自分も数え切れないぐらいこの手の奇襲を受けた。

 

街中至る所でこうした小規模の水のかけ合いは行われているが、エリアによっては水をかけるために多くの人が集まり、激しい戦いが行われているエリアもある。下記ではバンコクにおけるこうしたエリアを紹介していこうと思う。

 

バンコクにおける水かけ祭り会場

シーロム通り

Songkran in Bangkok silom
バンコクの水かけ祭りにおけるメイン会場の1つがタニヤ通りやパッポン、ボーイズタウン(ゲイの街)のお膝元・サラディーン駅周辺のシーロム通りである。

水かけは通常「日没まで」との暗黙の了解があるのだが、このシーロム通りはソンクラーンの期間日没後も音楽とともに大量の水が飛び交い朝までこうしたお祭り騒ぎが続く。

Songkran in Bangkok thaniya
シーロム通り周辺日本人街でもあるタニヤ通りでも激しい水鉄砲の打ち合いが明け方まで行われていた。

 

シーロム通りはまともに動けないほど人で一杯になる。参加者は現地の若者から旅行者と思われる人々、ゲイやレディーボーイと呼ばれるニューハーフも多い。レディーボーイやゲイのみなさんは薄着や上半身裸で弾けている人もいる。

songkran in silom boys
songkran in silom

 

カオサン通り

Khaosan road main street
カオサン通り

 

カオサン通りは、通常時もタイ人からはファランと呼ばれる欧米人を中心に深夜まで大騒ぎをしているが、ソンクラーン時には一層賑やかになる。ここでの水の掛け合いはあくまでも旅行者(外国人)同士が中心となるが、地元タイ人も少々加わる。
Khaosan-Songkran
Khaosan-Songkran

 

RCA(ロイヤル・シティ・アベニュー)

RCAはバンコクにあるいくつかのディスコが密集したエリアで、ここもソンクラーン時には激しい水かけのイベントが行われている。有名ディスコ・「RUTE66」、「SLIM」の前にステージが儲けられ「ONYX」がプロデュースの元、胸を強調したセクシーな衣装を着た女性が客に向けて水をぶっ放していた。

 

今年2015年ソンクラーン時のRCAにおけるイベント写真
Songkran bangkok RCA disco girls (1)

Songkran bangkok RCA disco girls (2)

Songkran bangkok RCA disco girls (4)
www.facebook.com/onyxbkk/photosより

 

セクシーな衣装を着た女性が会場のあちこちに配置され、水をかけ合う。RCAは多くの若者で賑わっていた。

 

他のディスコでもソンクラーン中は小さい水鉄砲で水を掛け合ったり、ウイスキーの氷を投げ合う。ソーダ水を瓶ごとぶっかけたりするぐらいの小規模の水かけは行われているが、RCAほどビショビショになるまで掛け合うような雰囲気ではなかった。

Jpeg
ソンクラーン中におけるバンコクのディスコ。ここは割りと静かだった。

 

シーシャーと呼ばれる水タバコを吸いながら、のんびりしている人も多く、水をかける相手は選んでいた印象である。

 

ソンクラーンの注意点、一般的なタイ人

Songkran Sukhumvit Soi 4
ナナプラザがあるスクンビット・ソイ4も、ソンクラーン中は水のかけ合いが行われていた。

 

ソンクラーンの注意点

街中で水をかけられるぐらいであれば大丈夫だとは思うが、上記でも紹介した水のかけ合いが激しいエリアでは常に水に浸る事になる。従って、防水対策はきちんとした方が良い。

自分の知り合いはポケットにそのまま財布を入れておいて、カード類の一部が使えなくなったり、防水のはずの時計が壊れたりしていた。人が多く集まる所では激しくぶつかったりもするので、衝撃で電子機器が壊れる事もあるだろう。

そういったエリアに行く際には最低限の持ち物に抑えるべきで、街中を歩く時は常に防水対策はしておいた方が良い。

 

防水ケースはソンクラーン時には路上のあちこちで売られているが、ぼったくり価格で値段を決められる事もあるので予めAmazonで買った方が安く調達出来る。

ケースの上からスマホのタッチパネルの操作も出来るし、デジカメの使用も可能なケース。

 

また、いくら無礼講と言えど、水をかけてはいけない人達もいる。それが「お坊さん」である。オレンジ色の服を着ているのですぐにわかると思うが、勢いに任せて水をかけないように注意しよう。お坊さんの中には水をかけられて笑っていた人もいたが、冷たい周囲の目を感じることは間違いない。

 

ソンクラーン時の一般的なタイ人

日本のニュース報道を見ているとタイ全土で全員が水を掛け合うクレイジーな祭りだと思うかもしれないが、水かけ祭りに参加しているタイ人の多くは子供や若者(10代から20代前半)である。また、レディーボーイ(オカマ)、ゲイの方々もセクシー要員としてここぞとばかりに活躍している。

一般的なタイ人と言えば、1週間程度の休みをもらって田舎に帰り、家族や知り合い同士で軽い水の掛け合いをするだけの人が多い。現在多くのタイ人が日本旅行へ来ている事からもわかるように、水かけ祭りが嫌で海外へ脱出する人もいる。つまり、タイ人全員がこうした水かけ祭りを楽しんでいるわけではなく、多くの人が1日イベントに参加すればもう満足だと感じ、それ以外の日は水をかけられるのが嫌で家に引きこもっていたりするのである。

やはりイベント関係者が興行のためにお金を落とす旅行客を巻き込んで大きなイベントにしている部分もあるのだ。

ちなみに、ゴーゴーバー等の夜の店で働いている女の子も多くがこの期間田舎へ帰省する。従って、この期間店を閉めてしまうバーも多い。

 

ただ、こうした一般的なタイ人の思いとは裏腹に旅行者は全力で水かけ祭りを楽しみに来ている。もちろん、これに答える地元タイ人も若者を中心に数多くおり、実際に大きな盛り上がりを見せているのも間違いない。

老若男女街中で水をかけ合い童心に帰れるお祭りで、美女に水をぶっかけて許されるイベントも、ここまで大きいものは中々無いと思う(他にはスペインのトマト祭りぐらい?)。いつもとは違った刺激の欲しいみなさんは是非タイのソンクラーンへ参加してみたらいかがだろうか?

 

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コメント

  1. アバター うちなーんちゅ より:

    毎日勉強させて頂いています。
    ブログ見て「一生に一度は訪タイしないとあかん!!」ってなことでバンコクGW中に行く事にしました!!でも急なので1人旅…
    もしよかったら教えて欲しいのですが、GW期間中は料金割増ですか?&1人では場違いですか?
    お願いします。

  2. アバター 通りすがりのジャパニーズ より:

    2016カオサン
    地元の人が半分くらい?
    あとはチャイニーズと白人で
    意外と地元の若者が多かったです