ラオスの首都・ビエンチャンを観光する前に知っておきたいことを述べていく

Rue Setthathilath Vientiane guesthouse
ビエンチャン市内、多くの外国人向けゲストハウスやオシャレなカフェが集まるセタチラト通り。

 

ビエンチャンは東南アジアにあるラオス人民民主共和国の首都である。人口は約70万人。仏教寺院や遺跡、仏塔等数々の文化財がある他、ラオスにおける政治・経済の中心地にもなっている。

 

ビエンチャンにも空港はあるが日本からの直行便は無い(2016年7月現在)。日本発だとバンコクからの経由便や陸路ならタイの北部にあるウドンタニへ行き、そこからバスで向かう人も多い。

ウドンタニからビエンチャンまではバスならわずか85バーツ(約250円)。ウドンタニ市内からバスで約1時間でラオスとの国境に着く。出国、入国審査を済ませ、更にラオス内を移動し、ウドンタニから出発して計3時間程度でビエンチャン市内に到着する。

the bus route from Udon Thani to Vientiane
Google Mapsによるウドンタニからビエンチャンまでのルート。距離にして76.7km、予測時間1時間33分だが、国境でタイ出国、ラオス入国審査などもあるため、ウドンタニからビエンチャンまでは3時間弱かかった。

ウドンタニからビエンチャンまでの詳しい移動方法は下記記事を参考に。

ウドンタニからビエンチャンへの行き方、ビエンチャンからウドンタニへの行き方を詳しく述べていく
ウドンタニからビエンチャンに行く方法としては▶ウドンタニバスターミナルからの直通バス▶ウドンタニ空港からロットゥー(ミニバス)で国境まで行き、バスに乗り換える2通りが主要な方法となる。タラートサオ・バスターミナルはウドンタニからのバスが到着し、ウドンタニ行きのバスも出ている。

 

今回の記事ではビエンチャンを観光する前に知っておきたい

▶ ラオスの通貨と安く観光するための裏ワザ
▶ ビエンチャンの物価や旅行でかかる費用
▶ チップ、室内禁煙、ビエンチャンで影響力のある国
▶ ホテル代の高いビエンチャンでもコスパの良いおすすめホテル

について詳しく述べていきたいと思う。

 

ビエンチャンを観光する際に知っておきたい事

タイを何度か観光している人は多少のタイ語を話す事が出来るかと思う。ビエンチャンではタイ語が普通に通じるので役に立つだろう。ビエンチャン等で話されるラオス語は元々タイ東北部のイサーン語に近いうえ、テレビ等のエンターテイメントはタイ語で見ているからである。

タイ語が通じる事からもわかるように、ラオスにおいてはタイの影響が強い。ラオス独自のエンターテイメントは少なく、映画からテレビ、音楽までタイから来ているものがほとんどである。流通通貨もそうで、ラオスではタイのバーツが使える店は多い。ただし、タイ・バーツのみで支払いをすると割増になる事もあるので、2日以上滞在するならタイ・バーツからラオス・キープ(ラオスの通貨)へ両替した方が良い。

 

ラオスの通貨

ラオスの通貨はキープ(Kip)と呼ばれる。ISOによる略称はLAK。

Laos currency Lao Kip
ラオスの通貨キープのお札一覧(10万、5万、2万、1万、5千、2千、千、500キープ札)。ラオスで一番大きい額のお札は10万キープ札(約436バーツ、約1250円)

 

バーツとキープのレートをきちんと頭に入れて値段交渉をすると、値下げが上手く行くことも多々ある。例えばトゥクトゥクの移動では1回3万キープか4万キープ請求されるが、100バーツでもOKしてくれた場合があった。

タイ・バーツとラオス・キープのレートは大体

3万キープ=131バーツ

4万キープ=174バーツ

なので、100バーツは3万キープよりも安い。

トゥクトゥク以外でも、200バーツ請求されたら4万キープ(174バーツ)を提示すれば、相手も勘違いしてか急な値下げに応じてくれるケースも出てくる。2つの通貨が流通しているからこそ可能な交渉術だと言えるだろう。

 

頭に入れておきたいレート参照用(2016年7月7日現在)。B=バーツ、K=キープ。以下「約」は省略する。

100B=22940K
200B=45880K
300B=68830K

1万K=44B=125円
2万K=87B=250円
3万K=131B=374円
4万K=174B=499円

 

ビエンチャンの物価

ビエンチャンはタイのバンコクはもちろんタイの地方都市よりも開発が進んでいない。首都であるにもかかわらず高層ビルはもちろん5階以上の建物もほとんど見られない。都市部では当たり前のようにある地下鉄等のインフラもほとんど整っていない。

また、ラオスの平均年収はタイの8分の1、平均月収でわずか5000円とされる統計データもあり、アジアにおける貧しい国の1つである。にもかかわらず、外国人が観光すると物価はタイよりも高い事には驚くはずだ。特に、交通費、ホテルの宿泊費はお得感が無いので、ある程度工夫をした方が良いだろう。

 

ビエンチャンにおける交通費

上でも述べたように、トゥクトゥクという観光客の主要な移動手段では、少しの距離の移動でも4万キープ(約499円)の額を請求される。バンコクのタクシーでさえもそれなりの距離を100バーツ(約320円)で行ってくれると考えれば、いかに高いかがわかるだろう。

Vientiane Tuk Tuk
ビエンチャンのトゥクトゥクはバンコクと違い、バイクに荷台付けて改造した事があからさまにわかる乗り物。ボロボロで道路のど真ん中でエンストを起こした事もあった。

 

市内の中心部にあるタラートサオ・バスターミナルからなら、郊外に出ない限りは100バーツもしくは3万キープ(約374円)、中心部から離れたところから反対側ぐらいの距離となれば5万キープ(約625円)は覚悟した方が良いかもしれない。いずれも交渉制なので、高くふっかけてくるのが普通である。

2万キープ(87バーツ)もしくは100バーツ(約320円)で行ければ安い方なので、最初はこの値段から交渉してみよう。ビエンチャン市内でもゲストハウスが固まっていて外国人の多いセタチラト通りは高い値段をふっかけられるので、乗る場所にも注意した方が良い。

Rue Setthathilath Vientiane guesthouse
セタチラト通り。ゲストハウスやオシャレなカフェが並ぶ。

 

移動が多い人はバイクや自転車をレンタルした方が安く済む。

ただ、交通費の高さはバイクのレンタル屋にも反映されてしまっている。パタヤ、チェンマイではバイクも1日150バーツ(約480円)程度で借りる事が出来るが、ビエンチャンでは1日7万キープ(約875円)~と倍以上の値段だ。

Chiang Mai rental bikes
チェンマイのバイクレンタル屋

 

Vientiane rental bikes
ビエンチャンのレンタルバイクの値段。125CCで9万キープ(約1125円)、110CCで7万キープ。

 

郊外まで出なければ自転車でも十分である。ビエンチャンはバンコクよりも断然、自転車移動がしやすかった。

市内を動き回る予定ならば自転車もしくはバイクをレンタルする事をおすすめしたい。


レンタル自転車は1日3万キープ(約374円)だった。パスポートを預ける必要もある。

 

ビエンチャンのホテル代

ホテル代にかんして、ビエンチャンでは外国人向けホテル、ゲストハウスが軒並み高くなっている。繁華街から離れていて、お湯の出ないシャワーだったり、エアコンが完備されていない部屋なら1泊800円以下のものもあるが、中高級ホテルにかんしてコストパフォーマンスは良くない。

 

ただ、ホテルは別の付加価値を付けている所もある。例えば、ラ・オン・ダオ・ホテル1はホテルの裏が置屋と呼ばれる風俗になっている。

La Ong Dao Hotel 1 room
ラ・オン・ダオ・ホテル1。ちなみに、ラ・オン・ダオ・ホテルには2もあって、こちらにも置屋が付いている。

 

値段は1泊2000円程度と安いが、置屋と数軒のレストラン以外はこれといったものもない不便な場所にある。トゥクトゥクによる繁華街への移動では、最低4万キープ(174バーツ)を請求されるだろう。

ビエンチャンにある置屋や風俗で遊ぶ前に知っておくべきこと
SNKホテルとソクサイフォン   数年前までビエンチャンで営業していた置屋(ティハオ、ワンダーランド等)のいつくかは閉店しており、現在ビエンチャン市内で営業しているホテル置屋は ▶ ソクサイフォン ...

 

ビエンチャン市内のレストラン

食費にかんしては、タイと比べてもそこまで高くはなく、バンコクなどの観光地と比べれば若干安いかと思う。

 

タイでは観光客である外国人向けレストランと地元タイ人向けレストランが別れている事も多いが、ビエンチャンではオシャレなレストランでも現地人が数多くいた。もちろん、それなりの富裕層かと思うが、現地人でも手が届く値段だからとも言える。

Mark 2 Vientiane restaurant with disco karaoke is
ディスコやカラオケが併設されたレストラン(マークⅡ)。アジア系外国人だけでなく、客は現地人が多かった。

 

Vientiane chicken rice
中華風チキンライスは2万キープ(250円)程度~。

 

Vientiane honey toast
外国人向けゲストハウスやオシャレなカフェが集まるセタチラト通りで食べたハニートーストは3万5千キープ(437円)。

 

その他ラオス旅行で気づいた事

チップ

タイでのチップはタイのチップ文化についての記事でも述べたが、首都ビエンチャンはもちろんラオスにおいてはチップ文化はタイほど根付いていない。タイでは当然のごとく受け取る中級ホテルのボーイも、チップ渡したら喜んでいた。ちなみに、渡した額はタイの20バーツに相当する5000キープ(約22バーツ)札である。もちろん、高級ホテルのボーイともなれば欧米人にチップを渡される事も多々あるので渡しても驚かないかとは思う。

 

ビエンチャン市内は室内禁煙

ビエンチャン市内は室内での喫煙を禁止している。レストランはもちろんホテルの部屋でも喫煙が禁止のケースが多い。みな店や建物の外でタバコを吸っていた。

Phonepaseuth Guesthouse room penalty
禁煙と罰金の記載は街の至る所で見た。

 

ラオスはタバコの喫煙率が高く、大麻も入手しやすくなっている。室内禁煙はこうした風習に制限を加える政策だと考えられる。

 

タイの他にも中国、韓国の存在感が強い

ASEAN and South Korea national flag
ラオス周辺国と韓国国旗。ビエンチャン市内では韓国国旗を何度か目にしている。

 

バンコクではバーやマッサージの呼び込みのほとんどから日本語で話しかけられる。しかし、ビエンチャンでは、極東アジア系の顔を見ると、中国人、もしくは韓国人だと疑われる。それぐらい極東アジア系では中国人、韓国人の割合が多いのだ。

バックパッカーや外国人が集まるエリアには欧米人や日本人もいるが、ビエンチャンの街至る所で中国人、韓国人の若い男女の旅行者を見る。

Vientiane Cafe Korean
ビエンチャン市内のオシャレなカフェ。店内のほとんどが韓国人。

 

Vientiane Cafe receipt Korean
渡された領収書も韓国語。

 

また、タイにおいては9割以上を占める日本車も、ここビエンチャンでは5、6割程度。残りの4、5割を国際的にはマイナーなヒュンダイや起亜といった韓国車で占められている。恐らく、ラオスにはヒュンダイや起亜の工場などがあり、税制面や価格面での優位性が高いのかと思う。

Vientiane Korea car

韓国が国家として戦略的に投資政策を進めているのかと思うが、どこまでラオスの経済へプラスの効果をもたらしているのかは未知数である。

Korean group in Vientiane
ビエンチャンを歩く韓国人の若者グループと韓国車。これもビエンチャンの街における特徴の1つかと思う。

 

中国、韓国の影響力も強いが、市内の至る所に日の丸を見ることが出来、影響力は少ないかもしれないが日本への印象は良い。

Vientiane Japanese flag bus
ビエンチャン市内を走るバスは日本から寄贈されたもので、日の丸のマークを付けて走っている。このバスは大通りを歩いていると、目にする機会も多いかと思う。バスの乗車料金は5000キープ(約62円)。

 

Vientiane Japan road
日本からの援助により作られた道路にあったモニュメント。

 

Vientiane Earthquake disaster Donation
熊本震災の募金活動をしてくれていたラオスの若者たち。彼らは日本語を話していた。

 

ラオスはタイよりも親日家が多いように感じた。日本人と言えば、良くしてくれる人も多い。

 

ビエンチャンおすすめのホテル

上でも述べ通り、ビエンチャンのホテルはコストパフォマンスが良くない。値段や旅行代理店にある写真だけで判断すると損する可能性が高いので、ここでは実際に滞在したホテルのうち、おすすめのホテルを3つに絞って紹介していきたいと思う。

今回紹介するホテルの場所については下記Google Mapsを参考に。

ビエンチャン観光マップとホテル。右上の枠の記号(拡大地図を表示)をクリックして拡大で表示すると見やすくなる。左上の矢印が付いた枠記号を押すと、主要スポットやおすすめホテル一覧も表示されます。

ホテルは星印のマークで示してある。

 

ドン・チャン・パレス・ホテル & コンベンション(Don Chan Palace Hotel & Convention)

Don Chan Palace Hotel & Convention

日本の歴代首相2人(小泉元総理、野田元総理)も泊まった5つ星の高級ホテル。メコン川近くに位置し、大型ホテルのため遠くからでも目立つビエンチャンのシンボル的なホテルともなっている。

Don Chan Palace Hotel & Convention lobby

Don Chan Palace Hotel & Convention Reception
ロビーと受付

 

Don Chan Palace Hotel & Convention Classic Twin

Don Chan Palace Hotel & Convention bed

Don Chan Palace Hotel & Convention desk
シングル用のクラシック・ツインの部屋。シングルで泊まるなら丁度良いサイズの部屋である。もちろん、WiFiも無料。

 

Don Chan Palace Hotel & Convention washingroom bath
バスルームはバスタブ付き。

 

Don Chan Palace Hotel & Convention Vientiane city
部屋は市街地の見えるシティビューとメコン川を望めるリバービューがある。遮る建物が無いので遠くまで見渡す事が出来る。

 

Don Chan Palace Hotel & Convention gym
トレーニングルームなどの設備も充実している。

 

ドン・チャン・パレス・ホテルは5つ星の高級ホテルであるにもかかわらず、お手頃な値段で泊まる事が出来る。1階スタッフに頼めば自転車も無料で借りることが出来るので、メコン川沿いの道路から簡単にナイトマーケットやレストランへと足を伸ばす事も可能だ。

ビエンチャンへの観光を豪華でお得に過ごしたいなら、ドン・チャン・パレス・ホテルが最もおすすめである。

 

正確な値段は下記のリンク先に日付を入れるだけでチェック出来るので、値段を比較するために見ておいた方が良いだろう。

>>> ドン・チャン・パレス・ホテル & コンベンション(格安ホテル予約サイト)

 

Don Chan Palace Hotel & Convention night
夜になるとホテルは綺麗にライトアップされる。

 

フォンパセウス・ホテル(Phonepaseuth Hotel)

Phonepaseuth-Hotel-Entrance

フォンパセウス・ホテルはビエンチャンの中心部にあるゲストハウス型のホテルである。部屋はこじんまりとしていて決して広くはないが、清潔に保たれており、値段も安い。欧米人にも人気のゲストハウスだ。

Phonepaseuth Hotel lobby
1階ロビー

 

Phonepaseuth Hotel bedroom

Phonepaseuth Hotel room
緑にペイントされた内装。他の建物でもそうだが、ビエンチャンは室内での喫煙が禁止されている(見つかると罰金を取られる事も)。

部屋のほしい場所にコンセントがあり、棚もいくつか設置されていて便利だった。WiFiは動画を見れるのぐらい速さも出るが、不安定だった。

 

Phonepaseuth Hotel washing room
ゲストハウスでは良くあるトイレとシャワー、洗面所が1体となっているタイプ。

 

Phonepaseuth Hotel Vientiane
夜になると、レストランやバーが並ぶナンプ広場もホテルから見える距離にある。

 

Phonepaseuth Hotel breakfast
コーヒーはサービス。朝食の他、有料でランドリーサービスも付いている。

 

ビエンチャンにもピンからキリまで様々なタイプのゲストハウスがあるが、このゲストハウスが最もおすすめ出来る。部屋の構造といい、スタッフの対応といいラオスで泊まったゲストハウスの中では1番気配りが出来ていた。ホテルが全体的に高いビエンチャンにおいてコストパフォマンスの良いホテルと言える。

 

宿泊費は時期により大きく異なる。正確な料金は下記のリンク先で日付を入れてチェックして欲しい。

>>> フォンパセウス・ホテル(格安ホテル予約サイト)

ビエンチャンでシングルルームのゲストハウスを探している人はこのホテルに泊まるのが無難である。

 

サバイディー@ラオホテル([email protected] Hotel)

Sabaidee@Lao Hotel Overall

サバイディー@ラオホテルはビエンチャン中心部にある準高級ホテルである。施設自体はそこまで高級感はないが、スタッフのサービスや朝食のクオリティは高い。

Sabaidee@Lao Hotel room

Sabaidee@Lao Hotel bed
部屋も古さはあるが、ビエンチャンのホテルではマシな方である。

 

Sabaidee@Lao Hotel from balcony
ビエンチャンでは中心部にあり、どこへ行くにもアクセスは良い

 

Sabaidee@Lao Hotel courtyard
中庭も綺麗だ。

 

Sabaidee@Lao Hotel breakfast
朝食には満足できるかと思う。

 

近くにはラオ・プラザ・ホテルというビエンチャンでは有名な最高級のホテルもあるが、そこまでのクオリティを求めていないのであれば最低限の設備やサービスが整っているサバイディー@ラオホテルで十分かと思う。

 

宿泊費は時期により大きく異なる。正確な値段は下記のリンク先に日付を入れるだけでチェック出来るので、値段を比較するために見ておいた方が良いだろう。

>>> サバイディー・アット・ラオ・ホテル(格安ホテル予約サイト)

JF(ジョイナーフィー:連れ込み料)は無料なので2人まで同じ料金で泊まる事が出来る。早めに予約しないと満室になったり、値段が高騰する場合もある。日付によっては後払いも出来るので、日程が決まっているなら予約だけは前もってしておいた方が良いだろう。

 

ホテル選びは一度悩むと結果はほとんど変わらないにもかかわらず、数時間を浪費してしまうケースが多い。しかし、ネット上で知ることの出来る情報は限られるため、実際に泊まってみないことには良し悪しの判断も出来ないだろう。

気になるホテルがあったら、すぐに予約すべきかと思う。泊まってみてはじめて、リピートするか、新規のホテルを開拓するかの判断をすることが出来るはずだ。

 

ラオス観光は既に停滞?

ビエンチャン滞在時は街の中心部で過ごしていたが、すでにシャッターの閉まったままの店もいくつか合った。東京はもちろん、バンコクの繁華街においてはホテル、レストラン等営業を停止しても、すぐに新しい店の営業が開始されるが、ビエンチャンでは次の入居者が決まらないまま放置された状態なのである。

Vientiane downtown shops
外国人観光客の多い街の中心部にもかかわらず、空のテナントが多い。

 

ビエンチャンはバンコクと違って、1年前と比べると、通貨安+物価安が進んでおり、値段も安くなっている。1年前(2015年7月)は1円が約66キープ(LAK。ラオスの通貨は「キープ」)だったが、現在(2016年7月)は1円が約80円と2割ほど日本円が高くなっている。

観光業が不況なのか、経済全体が不況なのかはわからないが、円で稼ぐ人たちにとっては遊びやすくなっているかと思う。

もちろん、値段は客の多いシーズンや交渉相手にもよるので一概には言えない部分もある。

 

タイという観光強国が近くにいる中で、観光客にとってコストパフォーマンスの悪い都市から脱却出来るかどうかで、ビエンチャンの魅力が更に高まるかどうかが決まるかと思う。

Vientiane Restaurant band
ビエンチャンの人々もタイ人と同様に外国人に対して非常にオープン。親日家も多く、良い人ばかりだ。

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