海外旅行における両替でクレジットカードが必須な理由

海外旅行でもクレジットカード両替

 

日本円から海外旅行先の通貨へ両替する主要な方法として、

▶ 日本では

・空港や大黒屋等のブランドショップ
・外貨の受け取りサービス

 

▶ 海外では

・現地両替所
・ATMを利用した引出し

がある。

 

日本国内で両替を行えば、FX口座にある外貨の受け取りサービスという例外を除き、少なくとも10%の手数料は取られると考えた方が良いだろう。両替で損したくない人は、現地両替所、現地ATMにおけるキャッシュの引き出しを利用すべきだ。

日本円は国際決済通貨といい、米ドル、ユーロに次いで信用の高い通貨である。従って、日本円を持っていればほぼ全ての海外、現地で両替は可能である。日本人旅行客が毎年数万人以上はいる国であれば、日本円だけ持って行っても両替はできる。

もちろん、米ドルほど汎用性の高いものではない。また、クレジットカードなど、ATMを利用した引出しも手段としては用意しておくべきだ。

 

この記事では

▶ 海外旅行におけるクレジットカード

▶ 外貨両替の出来るキャッシュカード及び日本国内の外貨受取サービス

について手数料を含めて詳しく紹介していきたいと思う。

 

海外旅行におけるクレジットカード

欧米人に人気の観光地で都市部のショッピングセンターであれば、大体の店でクレジットカードを決済方法として現金の代わりに使うことが出来る。また、VISAやMasterCardのクレジットカードでキャッシング枠を設けている人は、キャッシング枠「相当の」現地通貨を降ろすことが出来る。

ショッピングやキャッシングでは、市場レートそのままで購入・外貨を受け取ることが出来るわけではなく「手数料」がかかる。

 

クレジットカードの手数料

ドンムアン空港の両替所

 

海外での両替方法としては、クレジットカードやデビットカード、その他キャッシュカードにより現地通貨を引き出す方法もある。

利用者が多いクレジットカードのキャッシングで取られる手数料としては

1.金利
2.ATM手数料

がある。加えて

3.為替レート

カード会社のレートが適用される。若干ではあるし、タイミングにもよるが、市場レートよりも悪いことが多い。

 

ATM手数料(200バーツ程度)はクレジットカードのキャッシングなら請求されないケースが殆どである。クレジットカードのショッピングなら請求される1.63%もしくは1.60%の為替手数料も、キャッシングなら請求されない。

クレジットカードのキャッシングの場合、手数料は返済日までの金利(最低1ヶ月分の金利が適用されるケースもある)カード会社が決めた為替レートに大きく依存していると言えるだろう。

これら手数料を含めたレートは銀行、カード会社によっても異なる。ATM手数料がかからないカードだとしても、1~2%は手数料が取られると考えた方が良いだろう。

 

外貨両替の出来るキャッシュカード及び日本国内の外貨受取サービス

それでもクレジットカードを含む現地通貨の降ろせるカードは海外旅行時には持参すべきである。なぜなら、カードからキャッシュを得る方法は、現金を盗難・紛失したり、手持ちの資金が不足した場合に役に立つからだ。

現金を盗難・紛失し、代替手段を持たない場合、現地に知り合いもいなければ日本大使館へ駆け込むことになる。しかし、その際も基本的には電話しか貸してもらえず、「家族等に電話して海外送金してもらって下さい」と言われる。公金のため手続が非常に面倒な上に必ず借りれるとも限らない。

海外でお金を紛失、盗難された際になすべきこと - 踊るバイエイターの敗者復活戦
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最低でもこうしたキャッシングのできるカードさえ無くさなければ、現金紛失の際も、他人に迷惑をかけること無く迅速にトラブルに対処することが出来る。手持ちの現金だけで、こうした保険的な現金を得る手段を持っておかないと、トラブル時は非常に面倒になるのは間違いない。自分は大丈夫と油断している人も多いが、こうした保険は必ず用意しておこう。

 

デビットカード、その他キャッシュカードにより外貨を引き出す方法として適用される為替レートが安いカードもある。しかし、クレジットカード以外だと、ATM手数料は請求される。1万円など少額になると、この請求されるATM手数料は大きな負担になるだろう。

従って、出来ればクレジットカードによるキャッシングを利用した方が良い。加えて、海外旅行保険が自動で付帯されているものなら、病気や事故などのトラブルがあっても安心だろう。

 

クレジットカードには海外旅行保険が無料で付帯しているものがあり、怪我や病気、盗難などにおける損失の補償がなされるのだ。クレジットカードに付帯する海外旅行保険の場合、自動的に保険が適用される「自動付帯」と海外旅行中、もしくは行き帰りに国内外の公共交通機関の料金を保険が付帯しているクレジットカードで支払われた場合にのみ適用される「利用付帯」がある。

自動付帯と利用付帯の違い、クレジットカードに付帯している海外旅行保険の使い方にかんして詳しくは下記記事を参考に。

クレジットカードに付帯している海外旅行保険の使い方をわかりやすく述べていく - 踊るバイエイターの敗者復活戦
現地で海外旅行保険を使う場合、まず利用するクレジットカードの海外旅行保険が 1.利用付帯か自動付帯か? 2.キャッシュレス診療は可能かどうか? の2点を確認をしなければならない。 クレジットカードの海外旅行保険には「海外アシスタンスサービス」や「緊急デスク」といった連絡先が記載されている。インターネットでも調べることが...

 

利用付帯と自動付帯では圧倒的に自動付帯の方が良い。なぜなら、利用付帯のものだと、利用の条件を満たさず、のちのち保険が適用されなケースが出てくるからだ。

自動付帯のクレジットカードとしておすすめなのは下記クレジットカードである。

>>> 傷害治療費用が最高300万円のクレジットカード

国内外の空港ラウンジを利用できるプライオリティパス・プレステージ会員への無料登録が特典に付いている。ただし、年会費はかかる。

年会費が無料でかつ海外旅行保険が自動付帯のクレジットカードは下記のものが数少ないものの1つである。

>>> 年会費無料の海外旅行保険自動付帯クレジットカード

補償額は合算されるので、年会費無料なら、海外旅行保険の付帯したクレジットカードを複数所有する利点も大きい。海外へ良く行く人は海外旅行保険付きのクレジットカードは自動付帯のものをいくつか持っておくべきである。

 

クレジットカードを作ることが出来ない無職やフリーター、自営業の人の場合、為替両替の出来るキャッシュカードを作っておけば良いだろう。

>>> 手数料のコストがクレジットカードの半額のキャッシュカード

クレジットカードのような審査もないので、クレジットカードの審査に通らなかったフリーターなどもこのカードは作ることができる。

ただし、上でも述べたように、こちらのキャッシュカードではATM手数料がかかる。従って、普段は使わず持参するだけで、いざという時のための代替手段程度に持っておけば良いだろう。

 

為替両替専用のキャッシュカード

為替両替専用のキャッシュカードの利点は

▶ キャッシングではないので利息がかからない
▶ クレジットカードの審査が通らない人もカードを作ることが出来る

という部分である。他にも

▶ 手数料など部分も明細で確認できるといった利点がある。

 

年会費もかからず、無料なのでもしもの時のために作成しておいた方が良いだろう。

>>> 手数料のコストがクレジットカードの半額のキャッシュカード

 

日本国内における外貨受取サービス

空港における外貨受取サービス

 

ちなみに、このキャッシュカードは外国為替取引口座(FX口座)で保有している外貨をそのまま移管することが出来る。通常FX口座で保有している外貨はATMで降ろす事が出来ない。しかし、このカードなら

▶ その通貨が流通している国

だけでなく

▶ 日本の空港

でも降ろすことが出来るのである。

 

現地通貨をおろすことが出来るキャッシュカード

海外旅行時にその通貨を利用することが出来るので、スワップ金利を得るために外貨を長期で保有したいと考えている人はこちらのFX口座を作っておいた方が良いだろう。

>>> 日本の空港で外貨が受け取れるFX口座

 

アメリカドル、ユーロ等主要通貨6つを日本の空港(成田、羽田、関西、中部空港)で受け取ることが出来る。アメリカドルはグアム、サイパン、ハワイで利用できるのはもちろん、東南アジアのベトナム、ラオスやミャンマーなどでも流通しているので非常に便利だ。

 

日本国内における外貨受取サービスを利用する際の注意点

外貨受取にはそれぞれの空港で営業時間が決まっている。

空港での受取方法 | FX・証券取引のマネーパートナーズ-外為を誠実に-

手数料は一律500円であり、申込ベースで月に1回までとなっている。通貨が異なればそれぞれ一回とみなされるため、ドルとユーロを同じ月におろすことは出来ない。

 

また、最大受取額は下記のようになっている。

米ドル:100ドル・500ドル・1,000ドル(最大2,000ドルまで)
ユーロ:100ユーロ・500ユーロ・1,000ユーロ(最大2,000ユーロまで)
ポンド:100ポンドのみ(最大2,000ポンドまで)
スイスフラン:200スイスフランのみ(最大2,000スイスフランまで)
韓国ウォン:20万ウォンのみ(最大300万ウォンまで)
中国元:1,000元のみ(最大15,000元まで)

www.moneypartners.co.jp

 

こうした点をふまえても、FX口座からキャッシュを降ろすことが出来る数少ないFX口座である。海外旅行へ行かなくとも開設しておいて損はないだろう。

>>> 日本の空港で外貨が受け取れるFX口座

 

現地ATMで外貨の受け取りをしたい場合は口座だけでなく、キャッシュカードの作成も忘れずに。

>>> 手数料のコストがクレジットカードの半額のキャッシュカード

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