バンコク観光の主要エリアとホテルの予約をする前に知っておくべき知識を紹介する

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ラチャプラロップ通り。新旧の建物が混じるバンコクを象徴するかのような通り。左の高層ビルはバンコクで一番高いバイヨークスカイ・タワー

 

バンコクの観光スポット

タイ・バンコクにおける観光地図

Thailand Bangkok tourist map

 

バンコクにおける主要な観光エリアは下記のように

▶ スクンビット(Sukhumvit)
▶ サイアム(Siam)
▶ シーロム(Silom)
▶ カオサン(Khaosan)
▶ ヤワラート(Yaowarat)
▶ プロンポン、トンロー、エカマイ(Phrom Phong、Thong Lo、Ekkamai)

の6つに分ける事が出来るかと思う。もちろん、エリアという広範囲ではなくスポットで見れば、これ以外にも数多くの観光スポットが存在している。バンコクは長い間滞在しても飽きが来ない街だ。

 

まずは、これらエリアをそれぞれ簡単に紹介していこうと思う。

 

スクンビット(Sukhumvit)

Sukhumvit Road Asoke intersection
アソーク交差点

 

日本人旅行者にも人気のエリア。日系企業のオフィスも集まっているため、日本人駐在員も多く住んでいる。

ソイカウボーイやナナプラザというゴーゴーバーエリアもあり、スクンビット通り沿いは夜も賑やかな繁華街を形成している。

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ソイカウボーイ

ソイカウボーイで遊ぶ前に知っておくべき料金相場から注意点
  ソイカウボーイはバンコクのアソークにあるゴーゴーバーを中心とした風俗店が並ぶ歓楽街である。ゴーゴーバーのシステムなど基本情報については下記記事を参考に。   全長140m弱の小道には約40軒のバー ...

マッサージやレストランも数多く揃っているため、女性にもおすすめのエリアである。

 

サイアム(Siam)

Bangkok Tourism Siam
サイアム・パラゴン

 

BTS(バンコク・スカイトレイン)ではスクンビット線とシーロム線が乗り入れているバンコク交通網の中心であり、駅周辺は若者のデートスポットになっている。

Bangkok BTS price
BTS(バンコク・スカイトレイン)

 

サイアム駅周辺は高級ブランドが多く入居しているショッピングモールも多いが、駅の南側は洋服屋やカフェ、レストラン等のテナントが並ぶサイアムスクエアと呼ばれるエリアがある。

Bangkok Siam Square
サイアム・スクエア

 

隣駅のナショナル・スタジアム駅にある「MBKセンター」にはお手頃な価格で様々な商品が売られており、地元タイ人の客も多い。韓国のサムスンや台湾のASUS等、SIMフリー携帯は日本で買うより安い店舗がある。MVNOの普及により、ここでスマホを購入する日本人観光客も増えている。

MBK Center Mahboonkrong inside1
MBKセンター

バンコクのMBKセンター(マーブンクロンセンター)はお土産購入スポットでもある巨大ショッピングモール
MBKセンター(マーブンクロンセンター)の外観 MBKセンターはBTSナショナル・スタジアム(National Stadium、タイ語:サナームキラーヘンチャート)駅に隣接した地上8階建てで縦330m、売り場面積89000...

 

シーロム(Silom)

Thaniya street Bangkok karaoke girls
タニヤ通り

 

日本人男性向けカラオケ(キャバクラに近い)や日本食レストランの集まったタニヤ通りといった日本人街だけでなく、パッポンといったゴーゴーバーエリア、オシャレなスカイバーもある繁華街である。

Banyan Tree Bangkok latitude-lounge-and-bar (2)
バンヤンツリー・バンコクのスカイバー

 

日系企業のオフィスが多く、こちらもスクンビットと同様に日本人の多いエリアである。

 

カオサン(Khaosan)

Khaosan road center
カオサンロード

 

観光客にも人気の王宮(ワット・プラケオ)や寺院の集まっているエリア。カオサンロードと呼ばれるバックパッカーの聖地もある。

タイ人よりも、アジア系よりも、欧米系バックパッカーが多く、人の雰囲気は他のエリアとは少し異なる。若い女性にも人気のエリア。
Bangkok Tourism Wat Pho
ワット・ポー

 

ヤワラート(Yaowarat)

Yaowarat Road
ヤワラー通り

 

バンコクにおける中華街。他の街とは違った独特で中華風の雰囲気を持つエリアである。

中国人向けのお店も多く、中華料理店や金行(金が売られている店)が並んでいる。有名なタイスキのお店やここでしか手に入らない食材が売られている市場もある。

 

プロンポン、トンロー、エカマイ(Phrom Phong、Thong Lo、Ekkamai)

Bangkok Tourism Somerset Sukhumvit Thonglor Bangkok
トンロー通りのシンボルとも言えるサマーセット・スクンビット・トンロー

 

プロンポン、トンロー、エカマイは日本人移住者の多い住宅街でもある。広い意味ではスクンビットエリアに分類される。

日本人向けカラオケやレストランだけでなく、現地人向けの有名な屋台街もある。

BTSプロンポン駅前にはオシャレなショッピングモールもあり、観光客や現地タイ人客で賑わっている。

Bangkok Tourism EmQuartier
プロンポン駅前にあるエムクオーティエ

 

バンコクからのオプショナルツアー

パタヤ、アユタヤへのツアー

バンコクだけでも十分に観光を楽しめるかと思うが、スケジュールにバンコク近隣都市を加えると、更に旅行が充実するかと思う。

タイはビーチのイメージもあるかもしれないが、バンコクには海が無い。海がある街に行きたければバンコクからバスで約2時間、400円弱の料金で行けるビーチリゾート・パタヤがおすすめである。

Serenotel Pattaya Rooftop pool to walking street
パタヤビーチ(セレノテル・パタヤ屋上プールからの眺め)

 

世界遺産にも登録されている古都アユタヤもバンコクからミニバス(ワゴン車)で北へ2時間、約200円の料金で行くことが出来る。

Wat-Yai-Chai-Mongkhon-Ayutthaya
アユタヤ(ワット・ヤイ・チャイ・モンコン)

 

バンコクからの日帰りオプショナルツアーも出ている。近郊都市を観光したい人はこうしたツアーを利用した方が効率良く時間を使うことが出来るだろう。

>>> バンコクからパタヤへのオプショナルツアー

>>> バンコクからアユタヤへのオプショナルツアー

パタヤはビーチリゾートでマリンスポーツをはじめ様々なアクティビティを楽しむ事が出来る。日帰りでは訪れるのは難しいが、ナイトスポットも豊富で繁華街は毎日のように賑わっている。

 

アユタヤは街全体が世界遺産になっており、街中に遺跡がある。これらバンコクとはまた違った雰囲気に浸るもの悪くないだろう。

Ayutthaya Japanese Settlement Japanese garden (2)
江戸時代に栄えた日本人の集落跡もアユタヤにはある。

 

バンコクからチェンマイ、プーケット、その他都市へ

バンコクからのツアーではダムヌンサドゥアックやアンパワーといった水上マーケットで有名な都市に行くという選択肢もある。見る範囲が限られる分、アユタヤやパタヤよりもコンパクトに楽しむ事が出来るだろう。

Damnoen Saduak Floating Market on boat
ダムヌンサドゥアック水上マーケット

 

エアアジアなどのLCCを使えば、往復1万円弱で、チェンマイやプーケットといった都市へ足を伸ばす事も出来る。チェンマイはバンコクのようなきらびやかな都会ではないが、タイにおける第二の都市であり、街並みは洗練された雰囲気がある。

Chiang Mai Wat Phra That Doi Kham (Temple of the Golden Mountain)
チェンマイ(ステープ山)

 

プーケットは本格的なビーチリゾートなので、少々物価が高いがパタヤよりも楽しめるアクティビティは多い。

 

バンコクのホテルはどこが良い?

バンコク旅行のコンセプト、目的によっておすすめ出来るホテル滞在エリアは異なる。

バンコク旅行で夜遊びを中心に楽しみたいと思っているならスクンビットシーロムのホテルがおすすめである。共に、大きな繁華街を抱えBTS(高架鉄道)とMRT(地下鉄)が通っており、あらゆる場所へのアクセスが良いメリットもある。

スクンビットの夜は男性ならゴーゴーバーを中心に楽しむ事が出来るだろう。タクシーを使うことになるが、ディスコ街のRCAにもアクセスが良い。

NANA-PLAZA mall
多数のゴーゴーバーが入居しているナナプラザ。

スクンビットで本当におすすめのホテルをすべて紹介していく
スクンビット(タイ語:สุขุมวิท、英語:sukhumvit)は、バンコク・スカイトレイン(BTS)のスクンビット線が上を通るエリア、駅名で言えばナナ、アソーク、プロンポン、トンロー、エカマイ界隈を指す場合が多い。 ...

 

シーロムの夜はゴーゴーバーの他に日本人向けのカラオケ店が多い。夜景の綺麗なスカイバーもいくつかあり、ゲイや女性向けのボーイズタウンもあるので、女性にもおすすめである。

badabing agogo Phat Pong
facebook.com

 

シーロムで泊まるべきおすすめホテルをエリアの特徴とともに紹介する
シーロムとはバンコク・バーンラック区にある中心的な通り「シーロム通り」の周辺、特に、BTSサラデーン駅、地下鉄シーロム駅周辺エリアを指す事が多い。 バーンラック区は「ラマ4世通り」「サトーン通り」、西側がチャオプラヤ川...

 

サイアムはカップル向けのエリアであるが、ホテルは少ない上に高級ホテルしかない。予算に余裕のある人は滞在を検討しても良いかもしれない。

 

カオサンヤワラートには寺院や王宮といった観光スポットも近くにある。歩いて回れなくもないが、暑いのでトゥクトゥクをチャーターするのが普通だ。ただし、トゥクトゥクはボッタクリやスーツの店に無理に連れて行かれる事もあるので注意しよう。

カオサン通りでは夜になると路上で音楽が流れ、朝までダンスする人達で溢れている。スクンビット周辺のハイソなディスコで楽しむのも良いが、欧米人やアジア系のバックパッカー達とストリートで仲良く騒ぐのも面白いはずだ。

Khaosan road night dancer
夜のカオサン通り

 

節約してバンコク観光を楽しみたい人にもカオサン、ヤワラートはおすすめである。カオサンはチャオプラヤー川の水上バスを使えば安くBTS沿線の駅まで行くことが出来、ヤワラートには地下鉄が通っている。

ヤワラートでは燕の巣やフカヒレ料理が日本よりも安く食べる事が出来る。

Yaowarat Chinese restaurant shark fin
フカヒレ料理屋(約300円~)

 

プロンポントンローエカマイは日本人向けの住宅街となっているエリアだが、旅行者として滞在しても面白いかと思う。日本食レストランや日本の食材を扱うスーパー、日本人向けカラオケやマッサージ屋もあるので長期で旅行する人にも好まれている。夜には駐在員向けのハイソなクラブも営業している。

 

最近はプロンポン駅北側出口に「エンポリアム・エム・クオーティエ(Emporium EmQuartier)」 もオープンし、タイ人にも人気のデートスポットとして定着しつつある。エム・クオーティエの上層階ではオシャレなレストランが並ぶ。値段も店によるが、そこまで高くはないので旅行者でも入りやすいかと思う。

Emporium EmQuartier helix Food mall
エンポリアム・エム・クオーティエ・ヘリックス上層階のレストラン街

 

バンコク旅行における注意点

バンコクの治安

タイの治安は近隣諸国に比べれば安定しているが、盗難や詐欺などに巻き込まれる日本人旅行者は多い。また、自動車、バイク等の事故も多いので、タイ旅行の際には必ずしも海外旅行保険に加入しよう。タイではお金がなければ病院でも受け入れも拒否されるのが普通なので、キャッシュレス診療が可能な保険の方が良い。

詳しくは下記記事も参考に。

クレジットカードに付帯している海外旅行保険の使い方をわかりやすく述べていく
クレジットカードに付帯している海外旅行保険は自動付帯と利用付帯の2つがある。自動付帯は持ってさえいれば旅行期間中の病気や怪我の際に利用する事が出来るが、利用付帯の場合はわかりにくい保険の適用に細かい条件がある。従って、クレジ...

海外旅行保険は怪我以外にも、急病、盗難被害の場合も補償されるのが普通だ。

 

タイ旅行における服装

バンコクに限らずタイは常夏の国なので夏場の服装で充分である。ただし、ドレスコードを必要とするバーやレストラン等があり、乗り物や建物内は冷房が強い所も多いので、そういった場所へ行くなら襟付きのシャツや長ズボンは用意した方が良い。

詳しくは下記記事を参考に。

タイ旅行における服装はどうすべきか詳しく述べていきたいと思う
ドレスコードのあるバンコク・王宮(Grand Palace)での欧米系観光客の服装。半袖、長ズボンが基本で女性も肌を露出し過ぎてはいけない。 基本的に、タイ旅行における服装は日本の夏場と同じもので問題無いかと思う。その上で...

 

チップ

タイは欧米人にも人気の観光地であるため、サービスの対価としてチップを支払う文化が定着している。基本的に札であれば問題ないので20バーツ(約60円)札は釣り銭で多く作るようにしよう。

タクシー等の交渉の上価格を決めたサービス、商品であればチップは必要無い。

詳しくは下記記事を参考に。

タイのチップ文化について、相場やタイ旅行前に知っておくべき注意点
www.flickr.com タイ旅行へ行ったことのある人は、タイにチップの文化があることは知っているだろう。 チップの文化は欧米に由来するもので、元々タイには無かった。しかし、これが根付いている以上はある程度の期待...

 

バンコク観光の魅力とは?

Bangkok hotel life
ヤワラートの格安ホテル・ザ・クルンカセム・スリクルン・ホテルから見たシーロム方面の風景。

 

以上、タイ旅行初心者に向けてバンコク観光で知っておきたいエリア毎の特徴を中心に紹介していった。

最後に日本人から見たバンコク観光の魅力をまとめると

▶ 物価は安いが、交通網は便利
▶ 夜遊びの自由度が高い
▶ 年中暖かい気候
▶ 料理が美味しい

これら4つが特徴になる。

 

物価は安いが、交通網は便利

バンコクはBTS(高架鉄道)とMRT(地下鉄)があればバンコクの幅広い範囲を効率よく観光する事が可能である。運賃も50~150円程度と安い。

こうした便利な交通網が整っている都市は周辺国にもあるが、貧困層が多くて汚かったり、旅行者は中々使いづらかったりする。しかし、バンコクの場合、日本と同じように中流、上流階級の人も利用するため、雰囲気も悪く無い。タクシーは交渉が面倒だったりするが、それでも日本よりは気軽に利用する事が出来る。

近隣都市に行く際もバスなどが発達しており、交通網はバンコクを中心に安くて便利な環境が整っていると言えるだろう。

 

夜遊びの自由度が高い

ご存知の人も多いかと思うが、タイにおける夜遊びは自由度が高い。日本では出来ないのような遊びや風俗もあるため、これを目当てに訪れる人も多いだろう。

タイの風俗と夜遊びについて、基本的な情報からその裏にある背景まで詳しく説明していこう
プーケットの繁華街で呼び込みをする女性達   この記事はタイに関する情報のうち、特に風俗や夜遊びに興味がある人向けにまとめた記事になる。このような女遊びは世界各国に存在しているが、タイのそれらは日本と比べ物にな ...

 

年中暖かい気候

冬場にバンコクに行っても、30℃以上と常夏の街である。ビーチリゾートへ行けば海にもシーズン関係無く入ることが出来るので、これを魅力に思う人もいるだろう。

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映画「ザ・ビーチ」の舞台にもなったタイ・クラビのマヤビーチMaya Beach, Koh Phi Phi Leh Island

 

料理が美味しい

タイ料理も旨味が日本人に合っていて美味しい。食事が美味しいのは時間が経てば経つほど重要な要素になるが、味にうるさい日本人もそれなりに満足できるだろう。

 

これら要素に加え、基本的にタイ人は日本人に対してとても優しい。もちろん、詐欺やボッタクリも多いので警戒しなければならないが、旅行者として接する分にも日本人贔屓を感じる事があるはずだ。

 

バンコクにはビザ無しで滞在している人を含めて10万人の日本人が住んでいるとも言われ、日本人が住む上で快適な環境を作り上げている。一度来ただけでは楽しみきれないと帰るのを惜しみ、移住まで考える人も出て来ている

まだ行ったことの無い人は、是非とも海外旅行における選択肢の1つに加えてみてはいかがだろうか?

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