ヤンゴンでミャンマー・チャットへの両替をする前に知っておくべきこと

ヤンゴンの両替所

 

ミャンマーの通貨は「チャット(ビルマ語:ကျပ、英語表記:Kyat)」と呼ばれる。ヤンゴンに限らず、ミャンマーでの決済は全てミャンマー・チャットになる。クレジットカードが使える店は少ないので、ミャンマー旅行での両替は必須だ。


ミャンマーで一般的に流通している5000、1000、500、200、100、50チャット札。この他に、1万チャット札もある。

 

ヤンゴンでチャットを手に入れる方法としては「両替所」、「クレジットカード等のカードを使ったATMからの引き出し」、「両替マン・ウーマン」による方法がある。

 

この記事ではヤンゴンでチャットへの両替をする方法として、

▶ ヤンゴン国際空港での両替について
▶ ヤンゴン・ダウンタウンにあるレートの良い両替所
▶ 両替所以外のミャンマー旅行におけるチャット両替

から

▶ ヤンゴンのおすすめホテル

まで詳しく紹介していきたいと思う。

 

ヤンゴン国際空港での両替について

以前は日本円からミャンマーチャットへの両替がヤンゴン国際空港でも可能だった。しかし、最近到着ロビーがリニューアルしてから、日本円からミャンマーチャットへの両替が可能な店が無くなっている(2017年6月現在)。

ヤンゴン国際空港で現金からミャンマーチャットへ両替したい場合、アメリカドル、ユーロ、シンガポールドル、タイバーツ等が必要になる。このうちアメリカドルとユーロは、市場レートと比べても1%程度の差しかない高レートで両替ができる。ただし、100ドル札と1ドル札ではレートが違い、額の大きい札の方がレートが良くなっている。この辺は頭に入れておいた方が良いだろう。

ヤンゴン国際空港到着ロビー
入管を抜けて到着ロビーの方へ進む。

 

ヤンゴン国際空港の両替
到着ロビーに出てすぐ目の前に両替所が並んでいる。いずれも、アメリカドル、ユーロであればレートはそこまで変わらない。

 

KBZ銀行はアメリカドル、ユーロ、シンガポールドル、タイバーツからミャンマーチャットへの両替が可能である。これら通貨であれば換金レートも悪くない。KBZ銀行の営業時間は6時から24時までで、0~6時までは閉まっているので注意。

 

これら通貨を持っていない場合、ヤンゴン市内へのタクシー代等、必要最小限のミャンマーチャットをカードを使ってATMから引き出せば良いかと思う。ATMからの引き出しは手数料が高い。残りはヤンゴン市内の「優良」両替所で両替するようにしよう。

 

ヤンゴン・ダウンタウンにあるレートの良い両替所

ヤンゴン市内なら日本円のキャッシュでも高レートでミャンマーチャットへの両替が出来る。タイミングにもよると思うが、手数料は2%程度になるためATMよりもお得である。

ただ、ヤンゴン市内の両替所の多くは平日の18時までになっている。22時30分まで営業している両替所あるが、数は少ない。日本からヤンゴンへの便だと夕方以降に到着することが多いので、遅くまで営業している両替所は予め把握しておいた方が良いだろう。

 

ヤンゴン・ダウンタウンで日本円からチャットへの両替が出来るおすすめの両替所は

▶ ユニティ・マネーチェンジャー(UNITY MONEY CHANGER)
▶ エバ・マネーチェンジャー(EVA MONEY CHANGER)
▶ ホワイトベイ・マネーチェンジャー(WHITEBAY Money Changer)
▶ タラウォン・マネーチェンジャー(THARAWUN MONEY CHANGER)

以上の4つである。

両替所の詳しい場所については下記Google Mapsも参考に。


ヤンゴンの両替所、ホテル地図。右上の枠の記号(Full Screen)をクリックして拡大で表示すると見やすくなる。地図は右上の記号から保存や各種SNS等での共有も出来ます。

 

下記でそれぞれ詳しく説明していきたいと思う。

※ 両替所の情報は2017年6月現在のものです。営業時間等変わっている可能性もあります。予めご了承ください。

 

ユニティ・マネーチェンジャー(UNITY MONEY CHANGER)

ユニティ・マネーチェンジャー(UNITY MONEY CHANGER)ヤンゴン

スーレーパゴダ通りの近くの34通り、アナウラサ・ロード沿いにある両替所。

タイミングにもよるが、ヤンゴンにある両替所の中で最も換金レートが良い両替所である。また、土日も営業している上、8時30分から19時30分頃まで両替に対応している。周辺の両替所は18時には閉店するので、遅れた場合にも利用候補になるだろう。

 

旅行代理店としても営業しているので長距離バスやツアーの予約も出来る。

 

エバ・マネーチェンジャー(EVA MONEY CHANGER)

エバ・マネーチェンジャー(EVA MONEY CHANGER)ヤンゴン

ディスコやKTVが営業しているチャイナタウン近く21通りにある両替所である。

この両替所は朝の9時から夜の22時30分まで営業している。夜遅くまで営業しているヤンゴンでは数少ない両替所である。もちろん、日本円からミャンマーチャットへの両替も可能であり、比較的高レートである。

夕方以降にヤンゴンへ到着する人は覚えておいた方が良いだろう。

 

エバ・マネーチェンジャー(EVA MONEY CHANGER)ヤンゴン
ヤンゴンの有名ディスコ「エンペラー」にも近いため、利便性も高い。

 

ホワイトベイ・マネーチェンジャー(WHITEBAY Money Changer)

ホワイトベイ・マネーチェンジャー(WHITEBAY Money Changer)ヤンゴン

スーレー・シャングリ・ラヤンゴン・ホテル裏の32通りにある両替所。両替レートはユニティ・マネーチェンジャーよりも若干劣るが高レートである。

 

ヤンゴンで最も日本人に有名な両替所で、日本語のホームページもある。

>>> ホワイトベイ・マネーチェンジャー(WHITEBAY MONEY CHANGER)

営業時間は月曜日から土曜日の9時から18時まで。

 

タラウォン・マネーチェンジャー(THARAWUN MONEY CHANGER)

タラウォン・マネーチェンジャー(THARAWUN MONEY CHANGER)ヤンゴン

日本円の場合、ユニティやホワイトベイと同等の換金レート、もしくは少し悪い。

ただ、アメリカドルからチャット、チャットからアメリカドルへの両替では少しだけレートが良い。アメリカドルを用意しておきたい人におすすめの両替所だ。

営業時間は9時から18時まで。

 

両替所以外のミャンマー旅行におけるチャット両替

両替マン、ウーマン

ヤンゴンの個人両替

両替マン、ウーマンとは店舗を持たず、現金両替をしてくれる個人のことである。現地の人は電話で呼んだりしているが、旅行者の場合はボージョーアウンサンマーケット前にいる両替ウーマン(マン)が利用しやすいかと思う。優良両替所のレートを確認した上で交渉すれば、優良両替所よりも高レートでの両替も可能である。

 

ボージョーアウンサンマーケットのボージオークロード沿い東側の両替所前に両替ウーマン(もしくはマン)がおり、外国人に声をかけている。

ボージョーアウンサンマーケット
ボージョーアウンサンマーケット。正面から見て右端にある両替所の前に両替ウーマン(もしくはマン)がいる。ボージョーアウンサンマーケットの南東角である。詳しい場所については上のGoogle Mapsを参考に。

カモフラージュのためなのか、基本的に物を売っている。「エクスチェンジ?」などと声をかけて、両替する通貨(アメリカドル、日本円など)を伝えるとレートを提示される。

 

ヤンゴンの個人両替
2人の男性の奥に見えるおばちゃんが両替ウーマン。最近はおばちゃんの代わりに、おっちゃんが立っている事もある。日本円はOKしてくれる人としてくれない人がいる。時間は朝から夕方頃まで。2017年6月現在も両替を行っている。

 

こうした個人による両替の場合、

▶ 偽札が混ざっていないか?
▶ 枚数をごまかされていないか?

これら2点は最低限確認した方が良いだろう。自分が利用しても、いわゆる両替詐欺に合ったことはないが、店舗などを持っているわけではないのであくまでも自己責任で利用してほしい。

両替ウーマンを利用すれば1~2%程度の手数料で両替が可能となるが、両替所と違い換金レートの交渉が必須になる。予め優良両替所のレートをチェックした上で交渉に望むようにしよう。

 

カードでの両替

クレジットカードによる両替

ミャンマーでも

▶ クレジットカード
▶ 現地通貨を降ろす事が出来るキャッシュ機能が付いたカード

を使いミャンマー・チャットを降ろす事が出来る。VISAやMasterCard、JCBなどクレジットカードブランドのマークが付いているATMであればヤンゴンに限らずミャンマーの地方都市でも利用可能だ。

キャッシング機能付きのクレジットカードでも良いが、専用のキャッシュカードもある。

>>> 【審査なし】為替両替専用のキャッシュカード

こちらのカードは審査が不要なのでフリーターや無職でも作ることが出来る。

 

ATMでキャッシングやキャッシュカードによる引き出しを薦める人は多いが、ミャンマーではお得な両替方法とは言えない。

なぜなら、ATMでの引き出しにおける手数料として

▶ 取引手数料5000チャット(約400円)
▶ ATM手数料(約2ドル)
▶ 為替手数料(1~2%程度)

などが加算されるからだ。もちろん、手数料はカードによって異なるし、取引手数料がかからないATMもある。加えて、引き出す金額が大きければ手数料も5%未満に抑える事が出来る。ただ、タイなどの周辺国よりもATMを使うことによる手数料は高かった。

 

手数料が高いのはミャンマーチャットが国際的にあまり流通していないマイナー通貨である点が大きいかと思う。マイナー通貨の場合、アメリカドルを経由し日本円に換算するため手数料が2重に取られる。

ちなみに、カードのブランドにより手数料や利便性に差がある。手数料ならMasterCardが若干安い。JCBはMasterCardやVISAほど普及が進んでおらず、ミャンマーでは使えないATMも多い。

 

それでもカードでの両替手段はトラブル時のリスクを考え必ず用意しておいた方が良い。詳しくは下記記事を参考に。

ミャンマーの通貨・チャットへのお得な両替方法を述べていく
 ミャンマーの通貨はチャット(ビルマ語: ကျပ、英語:Kyat)と呼ばれ、日本円からミャンマーチャットへの両替レートは2017年9月9日現在1円=12.46チャットとなっている。1000チャットは約8...

 

ヤンゴンのおすすめホテル

ヤンゴンの優良両替所がダウンタウンに固まっているように、ヤンゴンに滞在するにしてもダウンタウンが便利である。ヤンゴン・ダウンタウンで最もおすすめのホテルは

>>> ダウンタウンの中心的な通りであるスーレーパゴダ通り沿いにある格安ホテル(最低価格保証付きリンク)

>>> スーレーパゴダ通りの隣・32ストリートもある両替所へのアクセスも良い中級ホテル(最低価格保証付きリンク)

下記で詳しく紹介していきたいと思う。

 

イースト・ホテル(East Hotel)

イースト・ホテル(East Hotel)ヤンゴン

イースト・ホテルはスーレーパゴダ通りというヤンゴンダウンタウンでも中心の通りにある格安ホテルである。スーレーパゴダ通りは誰でも知っているので、タクシーにも場所が使えやすく、周辺にはなんでもあるため利便性が高い。にもかかわらず、格安ホテル並の料金で泊まる事が出来るため、ヤンゴンで最もコストパフォーマンスが良いホテルである。

 

イースト・ホテル(East Hotel)ヤンゴン前スーレーパゴダ通り
スーレーパゴダ通り。イースト・ホテルが入居する建物は濃いピンク色で「east」の文字が建物上部についている。

 

イースト・ホテル(East Hotel)ヤンゴン
ホテル受付。1階はホテル受付の他、横でレストランも営業している。

 

イースト・ホテル(East Hotel)ヤンゴンの部屋
部屋はキレイで広さも十分である。シャワールームと洗面所が分かれている。

 

イースト・ホテル(East Hotel)ヤンゴンの部屋
ベッドがふかふかなのもポイントが高い。

また、WiFiは無料で、速度もそれなりに出ていた。

 

イースト・ホテル(East Hotel)ヤンゴンの洗面所
洗面所

 

イースト・ホテル(East Hotel)ヤンゴンのレストラン
基本プランには朝食も付いている。朝食はビュッフェに加えて、西洋、中国、ミャンマー式で選べる。1階レストランで6時半から9時半まで。

 

イースト・ホテル(East Hotel)ヤンゴン前スーレーパゴダ通り
ホテルから出ればすぐにスーレーパゴダ通り。周辺はなんでも揃っており、コンビニから旅行代理店、優良両替所であるユニティ・マネーチェンジャーもしくはホワイトベイ・マネーチェンジャーへも徒歩5分かからない位置にある。利便性を重視するなら外すことが出来ないホテルだろう。

 

シーズン中で無ければ朝食付で格安ホテル並の料金となっている。正確な値段は下記のリンク先に日付を入れるだけでチェック出来るので、値段を比較するために見ておいた方が良いだろう。大人2人まで1人分の料金で泊まることが出来る。

>>> イースト・ホテル(最低価格保証付きリンク)

 

クローバーシティー・センター・プラス・ホテル(Clover City Center Plus Hotel)

クローバーシティー・センター・プラス・ホテル(Clover City Center Plus Hotel)ヤンゴン

クローバーシティー・センター・プラス・ホテルはスーレーパゴダ通りの隣、スーレー ・シャングリラ・ヤンゴン・ホテルのすぐ裏、32ストリートで営業している中級ホテルである。ホテルはホワイトベイ・マネーチェンジャーの近くにある。

 

クローバーシティー・センター・プラス・ホテル(Clover City Center Plus Hotel)ヤンゴン両替
徒歩0分、数十メートル先にホワイトベイ・マネーチェンジャーがある。

 

クローバーシティー・センター・プラス・ホテル(Clover City Center Plus Hotel)ヤンゴン受付
ホテル受付

 

クローバーシティー・センター・プラス・ホテル(Clover City Center Plus Hotel)ヤンゴンの部屋

クローバーシティー・センター・プラス・ホテル(Clover City Center Plus Hotel)ヤンゴンの部屋
部屋はコンパクトだが機能的に出来ており使いやすい。また、リフォームしたてで新しく綺麗である。

 

クローバーシティー・センター・プラス・ホテル(Clover City Center Plus Hotel)ヤンゴンの部屋
作業机。眺望ありの部屋を選べば、バインダーを上げると目の前にはスーレーシャングリラホテル。部屋も日差しが入って、明るくなる。

 

クローバーシティー・センター・プラス・ホテル(Clover City Center Plus Hotel)ヤンゴンのトイレ

クローバーシティー・センター・プラス・ホテル(Clover City Center Plus Hotel)ヤンゴンの洗面所
シャワー、洗面所、トイレが一緒になっているタイプ。

 

WiFiも比較的速く、安定している。ボージョーアウンサンマーケットや鉄道駅も近く、ヤンゴンの広い範囲へアクセスしやすいホテルだ。

ヤンゴンのホテルはバンコクと比べても高額となっているが、このホテルは値段の割にコストパフォーマンスは良い。正確な値段は下記のリンク先に日付を入れるだけでチェック出来るので、値段を比較するために見ておいた方が良いだろう。

>>> クローバーシティー・センター・プラス・ホテル(最低価格保証付きリンク)

こちらのホテルも2人まで1人分の料金で泊まる事が出来る。

 

ヤンゴンのエリア情報を踏まえてホテルを決めたい人は下記記事を参考に。

ヤンゴンでおすすめホテルだけをエリア別に紹介する
 ミャンマー最大の都市「ヤンゴン」における観光スポットは▶ ヤンゴン・ダウンタウン▶ カンドージー湖周辺▶ インヤー湖周辺以上の3つに分けることが出来る。©OpenStreetMap contributors ヤンゴン...
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ミャンマー旅行における両替

クレジットカードと現金の両替

日本円からミャンマーチャットへの両替レートは2017年6月現在、1円=12.07チャットである。1000チャットなら約82.9円。最初はチャットの10分の1が、大体日本円での価値になると覚えておけば良いだろう。

 

ミャンマーではアメリカドルも決済で使えるケースがある。ただ、外国人が利用するホテルや特別に料金を取る観光地、レストラン、ディスコ、ナイトクラブに限られている。しかも、これらドル決済のサービスはチャットで代替が可能である。

ドル決済のサービスをチャット決済にすると、少々割増になるので数千円分ぐらいのドルなら用意しても良いかもしれないが、むやみに作る必要はない。

 

また、日本円(キャッシュ)からチャットへの両替はミャンマーだとヤンゴンぐらいしか出来ない。ミャンマーの地方都市へ行く予定の人でカードによる両替手段を持っていない人はヤンゴンで予め両替しておく必要がある。

 

両替に限らず、ヤンゴン観光へ行く前に知っておくべき総合的な知識については下記記事も参考に。

ヤンゴンを観光する前に知っておくべき知識を紹介する【ヤンゴン・ガイドブック】
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ヤンゴン旅行へ行く前に、こちらの記事も必読である。



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付利意雷布亜(フリーライファー)

東南アジアを中心に、1年のほとんどを移動しながら生活している海外旅行のエキスパートです。このブログでは旅行者の視点から、旅行者向けに、タイ、ミャンマー、ラオスのお役立ち情報とフリーター経験をもとにしたアルバイター向けの情報も掲載しています。