議員インターンシップという大学生におすすめバイトの仕事内容から応募方法までを紹介する

議員インターンのバイト

 

議員インターンシップとは、地方議会議員、都道府県議会議員、国会議員のもとでインターンシップをするアルバイトのことである。

実際に国会議員のもとで政治に触れる機会を持てるというのは、若い頃から政治についての理解を深められる貴重な機会だろう。こうした点は他のアルバイトにはない魅力である。

 

この記事では

▶ 議員インターンシップの仕事内容
▶ 議員インターンシップとして働くまでの流れから給与、勤務時間

から

▶ 秘書インターン

との違い

▶ 議員インターンシップのバイトをする前に知っておきたいメリットやデメリット

まで詳しく紹介していきたいと思う。

 

議員インターンシップの仕事内容

議員インターンの仕事

 

仕事内容は様々で、自民党か民進党かといった政党、どの議員のもとで働くかによっても異なる。

一概には言えないが、一例をあげると

▶ テレアポ
▶ 飛び込み営業
▶ イベント企画・運営
▶ 資料作成

以上のように一般企業の営業職と殆ど変わらない仕事内容になる事が多い。ただ、一般企業のように、製品を売り込むわけではない。また、営業をかける相手は自分たちと同じ市民になる。

 

地域の人へ営業をかける議員インターンシップ(テレアポ、飛び込み営業)

議員インターンのバイトで行うテレアポ

 

テレアポ及び飛び込み営業先は一般家庭であり、選挙が近くなれば、塀などに選挙ポスターを貼らせてもらうようお願いをする。営業を行う前にはある程度の事は聞かれても答えられるように、立候補者の主な政策も頭に入れておかなければならない。

また、営業の過程で、選挙区にある選挙用ポスター掲示板へ立候補者のものを貼る作業を任される事もある。

議員インターンシップの選挙ポスター掲示板
選挙用ポスター掲示板(www.flickr.comより)

 

一般家庭の支持政党がどこであるかによっても、営業時の態度は違ってくるだろう。例えば、自民党の議員のもとで働き、自民党支持者の自宅へ営業をかけた場合、ポスターを貼る事は断られても、暖かく迎えてくれ応援の言葉をもらえる事もある。逆に、支持政党が異なる相手には怒鳴られたり、ガチャ切りされたりもする。

ポスターのお願いは議員の政策等を説明する時間も含むが、この過程で悩みや政治への不満を打ち明けてくれる事も多い。特にお年寄りの場合、自分の力では出来る事に限界があるため、政治に期待するケースも多くなるだろう。国会議員の名前を出して営業するので、政治について思っていることを正直に話してくれる人は多い。こうしたミクロの視点で政治を学ぶことが出来るのは議員インターンシップをやる大きな意義にもなるだろう。

 

また、事務所によっては、インターン全員、場合によっては社会人となったインターンOB生も選挙前に集め、自転車を使って地域の隅から隅へと訪問したり、選挙用ポスター掲示板へポスターを貼っていく事を頼んだりする。議員の選挙区も自転車で回りながら見ていくと、その広さを実感したり、この地域を良くするための改善点も浮かんでくるだろう。今まで何の関係も無かった地域でも、こうした政治の視点で街を見ていく事で、使命感というものも出てくるはずだ。

 

選挙前になると、休日も駆り出される事があるので、「バイト」という感覚で働いている人ほど不満に持つ事が多いかと思う。ただ、営業でも、ポスター貼りでも政治の一環として取り組む事が出来るようになれば、面白さを増してくるはずだ。この辺は人によっても異なり、向き不向きもあるだろう。向いているかどうかは実際に行うまではわからない。

 

イベント企画・運営と資料作成について

議員インターンで集める資料

 

議員インターンシップの仕事としては、イベント企画・運営や資料作成というものもある。

それぞれ選挙事務所によるので、一概には言えないが、具体例をあげていく。

まずイベント企画は数か月に一回過去のインターン生や関係者を集め、議員への報告会、そして飲み会等が催される。その企画が現在のインターン生達に一任されている。大学ならサークル等でも飲み会の企画くらいはするが、議員インターンでは政治関連の偉い人、地元の有力者も参加する。学生のノリで行う事は出来ないので、より良いものを企画しようと、同期のインターン生と真剣に議論する事になる。

資料作成は、事務所で必要となる仕事の書類や、地域に配るビラなどの作成になる。地域住民に配る資料に誤字があったら、それだけで議員さんの資質を疑われることになりかねない。従って、校正は徹底的に行われる。インターン生だけではなく、職員も総出でしっかりと校正を行う事になる。

 

インターンシップの募集はどのように行われるか?

 

議員インターンシップはいくつかの斡旋する団体があり、そこを通して応募することになる。議員インターンシップ・プログラムの斡旋団体として有名なのがドットジェイピーと呼ばれるNPO団体である。

議員インターンシップを斡旋するNPOドットジェイピー
www.dot-jp.or.jp

 

以前までは議員インターンシップを紹介する最大手として有名だったが、現在では各国大使館やNPOへのインターンも紹介している。

ドットジェイピー以外にも下記のような団体で議員インターンシップの斡旋をしている。

▶ I-CAS(アイカス)
▶ ユニスク・ジャパン

他にも、各政党の公式ページ、議員の公式ページ、政治学部のある大学であればキャリアセンターの職員に相談した場合でも紹介してもらえるだろう。

 

インターンとして働くまでの流れ(ドットジェイピーを利用した場合)

ドットジェイピーを活用する場合には、説明会に参加したり、バイトとして働く前に、議員と話す事も出来る。政治的な考え方が違ったりするとストレスになることもあるかと思うので、自分に合うインターン先を選べるのは嬉しいだろう。

 

ドットジェイピーを利用し、インターンとして働くまでの流れは下記のようになる。

1.説明会に参加してインターンプログラムの概要を聞く

2.交流会に参加して議員と直接話をしてみる

3.選考会でインターン先を決める

4.面接を受ける

5.採用されれば、オリエンテーションで働くための準備をする

6.インターンシッププログラム開始

 

議員インターンシップで働きたい人は、当然「4.面接」が重要となる。

 

面接の内容について

面接の内容自体は一般的なアルバイトや就職活動時の面接と大差はない。具体的な質問としては、下記のような質問がある。

▶ なぜ、このインターンシップをやりたいと思ったのか?
▶ インターンシップをすることで何を学びたいと思っているのか?
▶ 自分の性格やアピールポイントについて

いずれもインターンシップを始めるにあたって考えておくべきことだろう。

ただ、採用されるかどうかは面接よりも、大学名を含めた経歴だったり、知り合いの紹介があるかどうかの方が重要となる。議員の評判にも影響するため、ヘタな人材は採用できないからだ。教授やOBの紹介等を受けれるようであればそちらをあたってみることから始めた方が良いだろう。

 

議員インターンシップ・バイトにおける給与や勤務時間について

議員インターンシップの待遇であるが、給与は一般的なアルバイトと比べれば時給は良い。事務所によっても金額は異なるが、都内はもちろん、地方でも資金力の豊富な議員の事務所では一般的な時給よりも25%ぐらい高くなっている。通常バイトの深夜給と同じぐらいの額を受け取る事が出来る。

勤務時間は一般的なアルバイトと同じで応相談であり、1日6~8時間程度、週3回程度で働くことも出来る。選挙前になると忙しくなるので、時間のある学生には毎日シフトに入ってもらうように頼まれるケースもあるだろう。

 

秘書インターン

また、議員インターンシップに関連するインターンとして、秘書インターンシップというものもある。これは秘書なので、一般的な議員インターンシップとは大きく異る。議員インターンシップよりも、議員と行動を共にすることが多い。

一般企業の社長のかばん持ちというインターンシップもあるが、これの議員バージョンと考えれば良いだろう。こちらは議員インターンシップ以上に採用が難しくなっている。多くが議員の親戚だったり、知り合いの紹介で行っているからだ。

 

それでもブログを行っていたり、ソーシャルなどを使ったネットの広報が得意な人を若手の議員は求めていたりする。この辺りで強みが生かせそうな人は採用される可能性もあるので、積極的に応募を考えてみても良いだろう。

 

議員インターンシップのバイトをする前に知っておきたいこと

議員立候補者の演説

 

このバイトを始める前に知っておきたいメリットとデメリットをまとめてみる。

メリットとして良く言われる事は

▶ 若いうちから政治について深く学べる貴重な機会である
▶ インターン先によって業務内容は幅広く、自分が興味がある仕事を選びやすい
▶ テレアポや飛び込み営業など、営業の基本を学ぶ事が出来る
▶ 仕事における資料作成の基本を学べる
▶ 働く地域について詳しくなる

以上のような事であり、上の仕事の内容での説明からもわかると思う。これら以外としては

▶ 多くの人と触れ合うことでコミュニケーション力が磨かれる
▶ 特定地域での議員を中心とする人脈を築くことが出来る

などもある。

また、これらは総じて就職活動における大きな武器になる。議員インターンシップを行っている人はまだまだ少数派なので、他の学生との差別化も可能だろう。面接官の興味を引くことも出来るはずだ。

貴重なことを経験して、就職活動にも活かしたい人は議員インターンシップへの参加を考えてみるのも良いだろう。

 

逆に、デメリットとしては営業がメインとなるバイトなので、こういった部分で苦労する人も出てくる。また、地域によってはかなりの距離を自転車で移動する必要が出てくる。体力的に大変と感じる人もいるかもしれない。

これらデメリットについては、議員インターンシップの紹介の際、仲介業者に頼む事で予め避ける事は可能である。もちろん、仕事を限定しすぎると、採用の幅も狭まってしまうので、この辺りとの兼ね合いになるだろう。

 

議員インターンシップは就職活動でアピールするための経歴作りだったり、政治に興味のある人におすすめのバイトである。議員インターンシップといっても、様々な仕事があるので、興味のある人は説明会へ参加する事から始めて見れば良いだろう。

>>> ドットジェイピー

 

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