タイで携帯電話(スマホ)を使う前に知っておくべきこと

バンコクのMBKセンター

 

携帯電話をネットが繋がった状態で使いたい場合、海外では国際ローミングを利用するという方法がある。国際ローミングに対応しているドコモ、au、ソフトバンクは日本で使っていた携帯電話を海外でもそのまま使用出来る。しかし、国際ローミングは現地SIMと比べ、料金が非常に高い。特にネット料金は高額でドコモの場合、タイでは「1日」のパケット通信料で2980円もかかる。1週間の旅行で2万円以上かかる計算だ。

携帯代として2万円支出するなら、その分を良いホテルへアップグレードしたり、美味しいものを食べることも出来るだろう。

 

タイ旅行において携帯代を最も抑える方法は、現地のSIMカードを購入し、それをSIMフリー携帯へ入れて使う方法である。この方法を使えば、上記国際ローミングやレンタルWiFiを利用した場合に比べても5分の1から10分の1以下の料金に抑えることが出来る。長期の旅行であればあるほど節約が可能だ。

ただ、現地のSIMカードを使うにはSIMフリーの携帯を持っていなければならない。一時の旅行のためにSIMフリー携帯を購入するのは勿体無いという人はWiFiルーターをレンタルするのがおすすめである。

 

この記事ではタイで携帯電話(スマホ)を使う前に知っておくべきこととして

▶ タイにおけるSIMとSIMフリー携帯について

から

▶ WiFiルーターのレンタル

まで詳しく紹介していきたいと思う。

 

タイにおけるSIMとSIMフリー携帯について

SIMカードとアジャスター

 

タイに限らず多くの国で

▶ SIMフリー携帯(スマホ)

▶ パスポート

があれば、

▶ 現地SIMカード

を使いモバイルインターネットを利用することが出来る。

 

タイで携帯電話を安くするためには「現地のSIM」と「SIMフリー携帯」が必要になる。

また、最近は現地でSIMカードを購入する際に、パスポートの提示を求めてくる国も多い。従って、パスポートも持参した方が良いだろう。携帯電話は犯罪に使われるケースが多いため、携帯利用者の特定は国際的にも当然の流れといえる。

加えて、コンビニでSIMを購入すると、SIMを入れるケース(アジャスター)をまた別の店で購入する必要が出てくる可能性もある。SIMのアジャスターにかんしては、現地の通信会社や携帯ショップで購入すると、無料で付けてくれることも多い。

 

タイにおけるSIMの料金と購入場所

タイのSIMは日本とは違い、携帯電話と別で購入するプリペイドSIMが普通となっている。プリペイドSIMには旅行者向けのプランもあり、わかりやすくて便利なので、長期滞在社でなければこちらのSIMがおすすめである。旅行者向けのSIMについて詳しくは下記記事を参考に。

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タイのSIMは日本のMVNOが提供するSIMと大体同じで、日本円で2000円程度あれば、1ヶ月程度は使える。1週間程度の旅行者向けプランでは1000円程度である。タイでもインターネットの容量によって値段は大きく変わる。

通話料についてもプランによるが、大体で1分1バーツ(約3.5円)となっている。もちろん、タイ国内での料金になる。タイから日本、日本からタイへの国際電話料金について詳しくは下記記事を参考に。

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タイのSIMカードは3つの通信事業者から販売されており、SIMを購入出来る場所としては

▶ 空港やショッピングモール、街中にある通信事業者の支店
▶ セブンイレブン等のコンビニ
▶ 携帯電話(スマホ)の販売店

加えて、

▶ 日本のSIMカード販売店

があげられる。

タイ現地のSIMはタイ国内で買えるのはもちろんのこと、日本でもタイの価格同等もしくはそれ以下で購入することが可能である。特に、古いプランは値段も700円程度とタイで購入するのと比べ、300円以上も安くなっている。

もちろん、古いプランでも有効期限内であれば新しいプランと同様に使うことが出来る。

 

SIMフリー携帯を手に入れる方法

外国の現地SIMを利用する場合はSIMフリーの携帯端末が必要である。日本で購入した携帯端末でも、元々SIMフリーとなっている場合はある。しかし、SIMロックという形で、それに対応するSIMしか使えなくなっているものも多い。SIMロック携帯の場合は、海外はもちろん、国内のSIMでさえも自由に使えない状態である。

ドコモなどでは携帯端末をSIMフリー化するSIMロック解除の有料サービスもある。

SIMロック解除の手続き | お客様サポート | NTTドコモ
SIMロック解除の手続きについてご案内します。

日本で利用している携帯端末を海外でそのまま使いたい場合は、こうしたSIMフリー化のサービスを利用しても良いだろう。

 

タイ現地で新しくSIMフリー携帯端末の購入を検討しても良いだろう。タイでは日本よりも中華系、韓国系ブランドのスマホが1~2万円程度も安く購入することが出来る。新型機種が販売される時期も日本とそこまで違いはない。

タイでは電気屋が入居したショッピングモールであれば大体SIMフリースマホの取り扱いもある。バンコクなら、MBKセンターパンティップ・プラザが有名であり、ショップの数も多いため安く購入することが出来るだろう。

バンコクのMBKセンター
バンコクのMBKセンター

 

ショッピングセンターの場所やスマホの売られているフロアにかんする情報は下記記事を参考に。

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SIMフリー携帯端末はタイ旅行ついでに買い換える人も多い。

 

タイでスマホを購入する際に知っておくべきことについては下記記事も参考に。

タイでSIMフリー・スマホを格安で購入したいと思っている人が知っておくべきこと - 踊るバイエイターの敗者復活戦
タイでなら日本での最安値から更に1割から4割も安く購入する事が出来る。日本のSIMフリースマホランキング上位にランクインしているスマートフォンの多く、特に、韓国産のGALAXYや中国産のZenFone(ブランドは台湾)、Huawei等のSIMフリー携帯がほしいと思っている人にはおすすめの方法である。

 

WiFiルーターをレンタルする

ポケットWiFiルーター

 

WiFiルーターがあれば、日本の携帯をほぼそのまま使うことが出来る。日本のSIMでも、多くのキャリアで現地の回線を通して通話及び日本からの電話受信が可能であり、ネット環境さえ構築できればアプリなども使うことが出来るからだ。もちろん、日本の携帯をそのまま使えば、通話料は少々高くなる。ただ、日本からの電話には出られる状態にしておきたい人も多いだろう。

 

タイでWiFiルーターを利用したい場合

▶ ネットで申し込み、自宅に送り届けてもらう
▶ 空港で申し込み(日本もしくはタイ)、その場で受け取る
▶ タイで現地業者からレンタルする

の3つが主な方法としてあげられる。いずれもWiFiルーターをレンタルする方法であるが、自宅に送り届けてもらう方法を利用する人が多い。なぜなら、外国語でのコミュニケーションを必要とせず、日本国内で余裕を持って受け取ることが出来るからだ。

日本の空港でも申し込みは出来るが料金プランが不明瞭で高めの値段となっている。また、長期休暇前となると、ブースの場所を探したり、ブースがあっても混んでいたり申込みに時間がかかるため搭乗時間ギリギリになってしまうケースも出てくる。出発前から焦ってしまうとはじめから疲れてしまうので、WiFiルーターを借りる予定なら事前に申し込みまで済ませておいた方が良いだろう。

自宅に送り届けてもらう場合は地域によって到着日が異なるが、出発日より2~5日前までに申し込む必要がある。事前申込をして、空港で受け取る場合は、空港にもよるが1~3日前までが普通となっている。

 

タイ現地でWiFiルーターを借りる場合は、主に空港のブースで申し込む事になる。値段は会社によって様々である。

 

海外で利用出来るWiFiルーターのレンタル料

関西国際空港にあるレンタルのポケットwifiルーター

 

海外で利用出来るWiFiルーターのレンタル料は国によっても大きく異なる。タイで利用出来るWiFiルーターのレンタル料は利用回線や1日あたり使える容量によっても異なるので簡単に比較は出来ない。

 

日本で借りれるタイ旅行用WiFiルーターは、料金で見ればこちらのWiFiレンタルが最も安く収まる事が多い。1日650~1100円である。3G、4G回線を利用できるが、1日あたり200~500MBと容量の制限がある。200MBだとLINEやGoogle Maps程度なら十分であるが、メールを同期した場合やちょっとした動画を見ただけで使ってしまうので、意識して節約しなければならない。

 

1日あたり1GBまでのプランもあり、比較的容量を気にする必要もないWiFiルーターで、値段が安いものとなるとこちらの会社のWiFiルーター及びUSBになる。こちらも日本で予め借りる事が出来るので、タイに着いた時からインターネットの使用が可能だ。

複数人で使えるWiFiルーターなら1日680円~の料金となる。空港や自宅で受け取ると、1台あたり500円(+税金)がかかる。旅行期間やデバイス、サービスにもよるが、数千円程度はかかるとみた方が良いだろう。PCのみで使え、1人用のUSBタイプは1日480円~の料金となる。

 

WiFiルーターであれば複数人でシェアして使うことが出来る。グループで渡航する場合はレンタルルーターを使った方が現地のSIMを購入するよりも安くすることが出来るだろう。

 

SIMフリーの携帯電話を持っていない、もしくは買いたくない人は、モバイルルーターをレンタルしたり、カフェや施設のWiFiを利用する事で、インターネット環境を作ることが出来る。タイで可能な全てのWiFiの利用方法を知りたい人は下記記事を参考に。

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