タイの治安について、日本人が巻き込まれる犯罪やタイ特有の事情まで詳しく述べていく

タイにおける治安

 

日本という国は他の国に比べても犯罪率が低い。ただ、タイも体感治安は周辺国と比べ悪いとは感じないはずだ。タイで日本人が殺されるといった重大事件に巻き込まれるケースも、旅行者の数から見て非常に少ない。

タイで日本人が巻き込まれ易いのは軽犯罪である。その多くが詐欺や窃盗だ。バンコクでは「見せ金詐欺」や「いかさま賭博」、「抱きつきスリ」等の被害が何度か報告されており日本大使館も注意を促している。

 

治安に影響するタイ社会特有の事情としては「タクシン派と反タクシン派の対立」「ギャング(マフィア)」「イスラム過激派によるテロ」の3つがある。これらについては日本のニュースで見たことがある人もいるだろう。ただ、巻き込まれた日本人は少数なので、特に心配する必要はない。知識として入れておく程度で良いかと思う。

 

この記事ではタイ旅行者なら知っておくべき

▶ タイにおける治安の概要

から

▶ タイにおいて日本人が良く巻き込まれる犯罪、犯罪に巻き込まれた際の連絡先

▶ タイ特有の治安情報

まで詳しく述べていきたいと思う。

 

タイの治安について

タイ人女性2人
www.flickr.com

 

タイへの旅行や移住について話すとき、多くの人は「タイって治安はどうなの?」という質問をぶつけてくる。元々日本よりも治安がいい国は世界にはほとんどないと言っても過言ではないため、当たり前の話ではあるが「日本よりは悪い」と答える。

具体的には、タイだと窃盗をはじめとする軽犯罪が多い。また、生命や肉体に被害を及ぼした事件として、殺人についてはここ10年間を見ると年間3000~6000件発生している(情報元:タイ国統計局)。日本の殺人件数は1000件程度、人口がタイが7000万人、日本が1億3000万人程度なので、人口当たりでみるとおよそ9倍である。

ただ、これでも他の国に比べて特別治安が悪いわけではない。日本が良すぎるだけで、地域にもよるが欧米よりも治安は良く、海外旅行なら基本的には安心して行けるレベルと言えるだろう。

 

タイにおいて日本人が良く巻き込まれる犯罪、犯罪に巻き込まれた際の連絡先

夜のタニヤ通り
日本人が多く集まる繁華街「タニヤ通り」

 

タイ人を含めた一般社会の犯罪とは違い、タイには日本人の無知や善意を利用してお金を搾取しようとする人もいるので注意が必要だ。要は、日本人特有の、日本人が巻き込まれやすい犯罪がある。

在タイ日本国大使館は定期的にタイにおける犯罪情報も公開している。この中でも、タイでよく起こる犯罪であり、体感的にも周囲に起こっていると感じる犯罪としては

1.スリ、見せ金詐欺
2.いかさま賭博
3.抱きつきスリ
4.投資詐欺

以上の4つがある。

 

これらは日本人が巻き込まれ易いものなので、下記でも詳しく紹介していきたいと思う。

これ以外の犯罪について気になる人は在タイ日本国大使館が発表しているタイの安全情報(犯罪手口いろいろ)のページも参考に。非常に稀だったり、今ではほとんど無いような犯罪も記載されている。ただ、見ておいても損はない。

 

スリ、見せ金詐欺

スクンビット通りを歩く黒人女性
夜のスクンビット通り

 

スリはBTS(バンコク・スカイトレイン)だったり、繁華街、ナイトマーケットなど人混みの中で行われる。長財布をズボンの後ろへ入れる日本人は多い。ただ、こうした財布のしまい方を日本以外ですれば盗まれる、狙われると思った方が良いだろう。人とぶつかると同時に盗まれ、気づいたら無くなってるケースが多い。

スリなら気づかずにいつの間にか財布が盗まれる。しかし、中東系犯罪グループが日本人を含むアジア人をターゲットに絞り行なっている独特な窃盗もある。それが「見せ金詐欺」である。見せ金詐欺は上手くいった連中が日本人を狙った窃盗は儲かるという情報を出したことで流行したと言われている。中東系のグループは海外に緊密なネットワークを形成しており、タイでも様々な情報交換を行っているのだ。

 

見せ金詐欺が主に行われる場所は、日本人旅行者も多いバンコクのスクンビット通りである。道を歩いていると「ハロー」「マイフレンド」などと声をかけてくる。足を止めると「どこから来たんだ?」と質問してくる。そこで「日本」と答えると、「アイ・ラブ・ジャパン!」などと褒めたり、「ソニー」「トヨタ」など日本について知ってることを話して安心させた後、握手を求めてきたりする。

足を止めてからどうのようにしてお金を盗むかは相手によって異なる。「家族が病気なのでお金がほしい」と直接お金を求めてくることもあれば、「日本へ行きたいんだ」「日本円に両替してほしい」「日本円を見せてくれないか?」などと言ってくることもある。日本円を見せてほしいという相手にお金を見せると、手品のようにいつの間にか紙幣を抜き取られる。

 

お金を盗まれないために、人混みの中では財布に警戒すること、見せ金詐欺などでは声をかけられても足を止めない、無視ことが大事だ。足を止める場合も警戒を忘れてはいけない。

お金を盗まれた後、紙幣が無くなっている、もしくは少なくなっていることに気づいき、それを指摘しても相手は知らんフリをする。突然英語が理解できないフリをしだし会話が成立しなくなる。場合によっては、「紙幣を盗んだだろ」という主張に対して、逆ギレされることもある。多くの日本人旅行者は相手の強気な態度に心が折れてしまう。

盗まれたことに気づいたらとにかく強い口調で主張する必要があり、ダメなら警察を呼ぶ素振りを見せたり(実際に呼んでもなんら問題はない)、スマホ等で相手の顔写真を撮るなどすれば堪忍することもある。

ただ、基本的には盗られたら帰って来ないものだと思って、常に警戒した方が良いだろう。また、凶器を持っている可能性もあるので、最初から何も言わず警察を呼んだ方が良いかもしれない。

 

いかさま賭博

タイ旅行中「日本人か?」などと声をかけてくる人はバンコクだと良く見かける。しかし、その中でも、初対面で家へ誘う場合は、付いて行かない方が良いのは言うまでもない。

これもスクンビット界隈の両替所の近くなどで、「日本へ旅行に行きたいと思ってるからいろいろ聞かせてくれ」等々、様々な理由をつけて家へ誘ってくる。こちらのケースでは現地のタイ人が多い。

 

一緒に家へ行ってしまうと、いろいろと中を紹介されて、そのうちに人がどんどん集まってくる。知らぬ間に賭けのカードゲームが始まる。最初は数十バーツレベルで勝たせてくれるが、額が大きくなると負けが膨らむようになり、しまいには数千、数万バーツが必要だと支払いを強要される。

もちろん、グループでイカサマされているため賭けに勝つことは出来ない。最初に同意の上で始まりいくらかの金銭は貰っているため申し訳なくて支払ってしまう人が多い。古い手法と思われがちで騙されるはずはないと思っている人も、家に行ったら最後、普通の日本人では賭けが始まると空気に流され、逆らえなくなると思ったほうが良い。

当たり前の話ではあるが、それ以外の犯罪に巻き込まれる危険性もある。初対面の見ず知らずの人の家について行かないようにしよう。

 

抱きつきスリ

その名前の通り、いきなり抱きついてきてその間に財布を盗むという海外で良くある古典的な手法である。場所はやはり立ちんぼの多いスクンビット界隈、特にソイカウボーイやナナプラザ近辺でお酒を飲んでほろ酔いの人か気の弱そうな相手を狙ってくる。

こうした抱きつきスリは集団で行われる事が多く、レディーボーイ(オカマ)が多い。手口は簡単で、獲物を定め、集団で抱きついてくる。さすがに男とだけあってものすごい力で締め付けられ、全身に感覚があるので、ポケットから財布が抜かれても全く気づかないのである。財布が無いと気づいた時にはもう彼女ら(彼ら)はどこかへ消えているだろう。

 

このスリの防止策としては、立ちんぼに微笑まれてもむやみに微笑み返さないこと。また、明らかに酔っ払いのような振る舞いや千鳥足では当然目をつけられる。日本と違い、タイを含む海外での飲み過ぎには注意した方が良い。こうした集団と出くわすことはバンコクに限らず、パタヤでも結構ある。緊張感を持ちつつ、目を合わせないで正々堂々と通り過ぎるのと、抱きつかれそうになったら強めの口調で拒否するべきだ。

 

レディーボーイや女性による外国人への犯罪としては、暴行事件や昏酔強盗(ホテルで睡眠薬を飲ませて、寝ている間に金品を盗む)など、窃盗以外の事件も多い。特に、たちんぼやテーメーカフェの女性など、店へと属さないフリーの売春婦を連れ込む際には、お金、金目の物の管理に気をつけた方が良いだろう。

 

投資詐欺

アソーク通り

 

事業や不動産への投資を募り、金を集めた後に姿をくらましたり、事業や投資に失敗してお金は返せないと言われるケースはタイでも報告されている。前者の場合は相手を見つけるのが大変であり、後者の場合は詐欺として立件するのが難しく、投資したお金の回収は難しくなっている。

投資詐欺の場合はある程度のコミュニケーションが必要になるため、同じ日本人によって行われることが多い。こうした詐欺で逮捕される日本人はタイで度々ニュースにもなっている。

 

うまい話、投資話は疑ってみるようにしよう。また、投資することを決めても、持ち金の大部分を一ヶ所に集中させることは止めた方が良いだろう。全て戻ってこない可能性もあるからだ。もちろん、これはタイでの投資に限らない。

 

タイ・バンコクにおける緊急連絡先

タイ・ツーリスト・ポリス:1155(24時間)
日本語:0-2356-0583 or 0-2668-7173

英語では24時間、日本語での対応は時間帯によっては担当者がいないこともある。

 

警察:191

緊急性の高い犯罪は警察191の方へ電話しよう。バンコク警察は123になる。タイ語が出来る友人などがいれば、スムーズにやり取りが出来る。

 

在タイ日本国大使館:02-207-8500 or 02-696-3000

 

タイではボランティアのツーリストポリスがいて、その際の手助けもしてくれる。ただ、管轄警察署職員もツーリストポリスもタイ語もしくは英語での対応と思った方が良い。バンコクなどの大きな管轄警察署には外国人用窓口があるので、そちらに行くことになる。

 

英語が出来ない人は予めメモ等にある程度の事を記載し、見せた方がスムーズに事が進むかと思う。

例)

I’ve lost my passport.(私はパスポートを紛失しました。)
I have been stolen passport.(私はパスポートを盗難されました。)

場所と時間:Near Asoke Station,December(Dec)6,It is about 10am.(アソーク駅の近くで、12月6日午前10時頃です)

氏名:NIHON(苗字) Taro(名前)

住所:*****,******Osaka,Japan,
日本語の住所を英語にしてくれるサイトも有る >>> 日本語住所を英語表記に変換するWebサービス

連絡先:+81-90-****-****(携帯の番号の場合最初の0を除く)

 

窃盗の場合は犯人の特徴やその時の状況も詳しく聞かれるため手続きがより複雑になる。それを覚悟の上でどうしても許せない場合は「窃盗(stealing)」と伝えても良いが、とにかく簡潔に済ませたいなら「紛失(losing)」とした方が無難ではある。

 

海外旅行でパスポートやお金を紛失した際の対処法について、更に詳しくは下記記事を参考に。

海外でパスポートを紛失した際の対処法 - 踊るバイエイターの敗者復活戦
海外でパスポートを紛失した場合、 1.パスポートは再発行せず、渡航書を申請し日本へ帰国する 2.パスポートの再発行をする(新規発給を申請する) いずれかの方法がある。 渡航書とは在外公館(大使館、総領事館、政府代表部など)で交付される片道有効の渡航文書で、これがあればパスポートがなくともとりあえず日本へ帰国することがで...
海外でお金を紛失、盗難された際になすべきこと - 踊るバイエイターの敗者復活戦
海外で現金の紛失、盗難に気づいたら、まず何をすれば良いか? ・携行品損害保険に入っていて、高価な物も現金と一緒に盗難、紛失した ・パスポートも現金と一緒に盗難、紛失した いずれかに当てはまる場合は現地警察署の発行した紛失届出を立証する書類または消防署等の発行した罹災証明書などを入手した方が良い。 携行品損害保険の適用、...

 

タイ特有の治安情報

タクシン派によるデモ
タクシン派によるデモ(www.zimbio.comより)

 

日本には無い、もしくは少ないタイ特有の犯罪、事件を語るキーワードとしては、

1.イスラム過激派によるテロ

2.ギャング(マフィア)

3.タクシン派と反タクシン派の対立

の3つがあげられる。

 

観光客の多い国ではスリなど、窃盗が多くなるのはどこの国も一緒である。ただ、タイには特有の事情があり、それが治安に大きく影響を及ぼしている。

下記ではそれらを紹介して行く。

 

タイでのイスラム過激派によるテロ

また、日本ではあまり知られていないイスラム過激派によるテロもタイでは発生している。

バンコクでの中国ウイグル族(イスラム教徒)によるテロ

日本でも報道がなされたが、2015年8月17日夜にバンコクでテロ事件が発生した。死者は20人にも及び、日本人1人も障害を残す重傷を負った。このテロで捕まった犯人はウイグル族の中国人やトルコ人でイスラム教徒であった。

詳しくは下記記事を参考に。

タイ・バンコクのテロに関する情報。テロを起こした犯人グループとは?
2015年8月17日夜、タイの首都バンコクのラチャプラソン交差点・エラワン廟構内で爆発が起こった。爆発は祠(ほこら)の外縁のベンチの下に置かれていた3kgのTNTが詰め込まれたパイプにより引き起こされた。翌日、8月18日13時20分にもBTSサパーンタクシン駅近くサトーン船着場でも爆発物による爆発が起きている。

 

タイ南部におけるテロ

タイの深南部三県の1つであるパッタニー県とその周辺は14世紀から19世紀にかけてパタニ王国という半独立の王朝があった。しかし、20世紀初頭タイが大英帝国との間に結んだバンコク条約によりパタニ領のタイ領化が国際的に承認され、タイへと編入される事になる。イスラム教徒であるマレー系民族が多く住みながらも、タイの一部となった。

バンコクと深南部三県(パッターニー県・ヤラー県・ナラーティワート県)
バンコクと深南部三県(パッターニー県・ヤラー県・ナラーティワート県)の場所。マレーシアとの国境近くにある。

 

タイの一部となった事で、それに反発したマレー系住民(イスラム教徒)による独立運動が盛んになり、2004年には多くの死者を出す武力衝突も起こっている。南部におけるテロでの死者数は2004年から現在までで6000人にも及んでおり、決して少なくはない。

タイ南部 パッタニー県 テロ
民間人が射殺されその後焼かれるという痛ましい事件の写真(2012年9月) http://jp.reuters.com/news/pictures/topnews/picture?picId=653163855

 

こうした対立は、パッタニー県に限らず、首都バンコクでもテロを引き起こしかねないのである。バンコクの地下鉄でセキュリティチェックが入るのもテロを考えての事であると言えるだろう。

詳しくは下記記事を参考に。

タイにおけるイスラムとテロ
タイ人は95%が仏教であるとされ、4%がイスラム教徒となっている。タイのイスラム教徒はパタニ領のあった深南部三県と呼ばれる地域に集中している。ここに住むマレー系住民はタイ人(タイ国籍)ながらもほぼすべてがイスラム教徒である。

上記記事でも述べているが、「イスラム国」とは直接的な繋がりはない。

ニュースではイスラム国の構成員がタイへと入国したと報じられたこともあった。しかし、その年のクリスマスや年末の大きなイベント時も特に動きは無かった。テロを起こすなら入国してから比較的早い段階かと思う。この件についてはそこまで気にする必要は無いだろう。

 

タイのギャング

タイのギャング

 

タイのこうしたギャングは必ずと言っていいほど武器を持参している。タイでは拳銃が所持が合法的にも認められることもあり比較的入手しやすい。そのため、こうしたギャング同士の抗争では拳銃による死者が出ている。

 

タイで不良少年たちは「ナック・レン」と呼ばれる。ナック・レンは様々な非行少年少女の総称だ。
「ギャング」とも呼ばれるが、ナック・レンと同義である場合と、厳密には徒党を組んで暴力沙汰を起こすという狭義がある。

ギャングには2種類いて、マフィアの下部組織としてや独立集団として非合法活動をするグループと友達などと集まり、度胸試しや自分の男らしさを誇示する程度の遊びの延長線上のグループになる。

麻薬などが絡んだグループから足を洗うのは大変というように、前者のグループがより危険である。

ジーダイアリー9月号 「ギャングたちの青春」より

ギャングを構成するのはほとんどが20代までの若者で、こうした人々が、社会などに対して不満を感じ反社会的な行動をするのはどこの国でもあることである。ただ、タイの場合、こうした若者が簡単に銃を所持出来るという危険性がある。

 

ちなみに、現在タイはクーデターにより国軍が治安維持にもあたっているため、こうした抗争は以前より少なくなっている。

 

タイにおける日本のヤクザ

日本のヤクザ
qz.com

 

タイ国内では、「日本人が日本人を騙す」といった事件も発生している。殆どが詐欺事件や賭博といった賭け事が絡んだ事件である。

 

タイには多くの日本人が住んでいることが知られている。その中には日本で暴力団に所属しており、何らかの理由で日本には戻れない人も混ざっている。そうした人が中心となり、日本人をターゲットに金銭をだまし取る詐欺事件や野球賭博をはじめとするギャンブル、地下カジノの経営、薬物取引がなされている。

薬物取引については2015年10月にも日本人の暴力団関係者がバンコク警察に捕まり、逮捕されている。

タイの警察当局、覚せい剤と銃の所持容疑で日本人の男4人を逮捕 - ライブドアニュース
タイで24日、覚せい剤と銃を所持していたとして日本人の男4人が逮捕された。現地警察は薬物密売組織からの情報などを基に容疑者らを追っていたという。日本の暴力団と関係があるとみており、日本の警察当局とも情報交換する

 

また、こうした表面上違法性がわかりやすい事業の他、不動産取引や旅行代理店の分野においても日本のヤクザが絡んでいるケースがある。異国の地では日本人というだけで親しみを感じ行動を共にすることも多い。しかし、お金が動く場合、それが特に大きなお金の場合は十分に注意する必要があるだろう。

 

タクシン派と反タクシン派の対立

タイではタクシン支持派と反タクシン派の政治的な対立があり、2014年5月もこれを原因とするデモやクーデターが発生した。デモ隊に向けて爆発物を投げ込んだり、デモの鎮圧によって死傷者が出ており、旅行者として行く場合にはこうした現場には近寄らない方が良いだろう。

 

クーデターの最終目的はタクシン派の排除である。詳しくは下記記事を参考に。

タイでクーデターが起こった理由と経緯をわかりやすく説明する。
Royal Thai Army soldiers in Silom, Bangkok 2014年5月22日夕方、タイで陸軍によるクーデターが起こった。 クーデターを起こしたタイ陸軍司令官・プラユット司令官(現タイ首相...

現在はそれには触れず酒、タバコの販売等の規制強化が行われている。

今後民政へ移行する前にこうした規制が再度なされる可能性があり、その際には治安悪化の懸念もあるだろう。

 

ただ、政治が未熟で政策も人気取りのポピュリズムが主流なタイでは、規制強化はクーデター時ぐらいしか望めない。クーデター中の現在は目立った政治抗争も無く、治安も比較的良いので、この間に銃規制等進めてほしいものである。

デモに関しては下記記事も参考に。

タイでデモが起こる理由をわかりやすく説明する。バンコク・デモの最近の情勢。
タイで反政府デモが起こるのはタクシン・チナワットという人物が首相になったことから始まる。この記事では「タイでデモが起こる理由」を簡潔にまとめると共に、タイへの渡航が近い人などタイの情勢が気になっている人のために、タイのデモに関する最新情報についても詳しくまとめて考察していきたいと思う。

 

タイ旅行時も注意は必要

現金を盗まれたり、落として一文無しになれば楽しいはずの旅行も台無しである。こうしたトラブルが起こった時、冷静に対処するためにもパスポートやお金を海外で紛失した際の対処法は必ず身に付けておくべきだ。何も知識がない状態だとより混乱し、状況を悪化させる可能性もある。

海外でお金を紛失、盗難された際になすべきこと - 踊るバイエイターの敗者復活戦
海外で現金の紛失、盗難に気づいたら、まず何をすれば良いか? ・携行品損害保険に入っていて、高価な物も現金と一緒に盗難、紛失した ・パスポートも現金と一緒に盗難、紛失した いずれかに当てはまる場合は現地警察署の発行した紛失届出を立証する書類または消防署等の発行した罹災証明書などを入手した方が良い。 携行品損害保険の適用、...
海外でパスポートを紛失した際の対処法 - 踊るバイエイターの敗者復活戦
海外でパスポートを紛失した場合、 1.パスポートは再発行せず、渡航書を申請し日本へ帰国する 2.パスポートの再発行をする(新規発給を申請する) いずれかの方法がある。 渡航書とは在外公館(大使館、総領事館、政府代表部など)で交付される片道有効の渡航文書で、これがあればパスポートがなくともとりあえず日本へ帰国することがで...

スリや詐欺等の軽犯罪は数多く発生しているので、タイにいる時は日本ではないという認識をきちんと持って、トラブルには日本にいる時以上に気を付けなければならない。

 

海外では日本で起こり得ないような犯罪が数多く存在している。タイもその例外ではなく、拳銃の入手の容易さが日本にはない凶悪事件も引き起こしている。ただ、タイで日本人が殺されるといった重大事件に巻き込まれるケースは旅行者の数から見ても非常に少ないのは確かである。そういった意味では比較的治安は良好と言えるだろう。

 

タイ旅行時怪我や病気だけでなく盗難の保証もなされるので海外旅行保険への加入は必須である。海外旅行保険に関しては下記記事を参考に。

クレジットカードに付帯している海外旅行保険の使い方をわかりやすく述べていく - 踊るバイエイターの敗者復活戦
現地で海外旅行保険を使う場合、まず利用するクレジットカードの海外旅行保険が 1.キャッシュレス診療は可能かどうか? 2.利用付帯か自動付帯か? の2点を確認をしなければならない。 クレジットカードの海外旅行保険には「海外アシスタンスサービス」や「緊急デスク」といった連絡先が記載されている。インターネットでも調べることが...

海外旅行保険は無料のものもたくさんあるので、めんどくさがらずに必ず加入するようにしよう。

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