全保連の審査基準と家賃を滞納するとどうなるか?について述べていく

rent collection homeless
家を失ったホームレスのお婆さん flickr

 

全保連とは、家賃保証サービス及び賃料管理リスクヘッジ業務を行う沖縄発祥の営利団体(株式会社)である。

家賃保証サービスとは

賃貸物件に入居した人が、何らかの事情で賃料のお支払いが滞ってしまった際、入居者に代わって、オーナーへ賃料の支払いを行うサービス

要は、家賃の支払が遅れた場合、入居者に代わって家賃を支払い、オーナーに代わって滞納した家賃を入居者から取り立てるサービスのことをいう。

 

この記事では

▶ 全保連の審査基準

から

▶ 全保連の評判

まで全保連に苦しめられた人の事例を具体的にあげながら詳しく述べていきたいと思う。

 

全保連の審査基準

物件の値段にもよるが、基本的に正社員であれば問題無く審査に通る事が多い。自営業者の場合は審査基準にもよる。クレジットカードにおけるペナルティの有無や消費者金融などの借金、2年以上の収入実績を見て判断される事が多いようだ。家賃が高額な物件の場合は年収や所得税の支払実績等で信頼性も審査されるだろう。

収入の無い無職だったり、学生の場合は保証人が必要になり、保証人を付ける事が出来なければまず審査には通らない。

全保連を含め、保証会社の審査に通るのが難しそうな人は信販系「ではない」保証会社を認めている管理会社が管理している物件を紹介してもらう必要がある。こうした保証会社の違いは問い合わせをしない限り分からないのが普通なので、信販系の保証会社に通りそうのない人は、その旨を記載した上で、物件の問い合わせを行った方が良いだろう。

 

営業日であれば当日には審査結果も出る。もちろん、会社への在籍確認は行われるため、これを偽ることは出来ないだろう。

 

全保連に苦しめられる人

自分は会社員を辞めた後フリーターになっている。完全なフリーターになる前で、サラリーマンを辞めた後、自分は無職(ニート)を経験している。その際に全保連から精神的に追い詰められた事があった。その時は本当に辛くて、自殺の2文字も頭によぎったほどである。従って、自分は全保連と聞くと正直嫌な印象しかない。

 

現在は収入も安定しており、もうお世話になることは無いだろうと思っていた全保連の話が昨今意外なところから出てきた。自分が前々から見ているニコ生の放送からである。

NER=ネル 【ついに】裁判所出頭命令【来た】1
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22376901
20131202-1 NER=ネル 【ついに】裁判所出頭命令【来た】1

 

20131202-1 NER=ネル 【ついに】裁判所出頭命令【来た】2
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22376974
20131202-1 NER=ネル 【ついに】裁判所出頭命令【来た】2

 

NERさんはニコ生の人気配信者である。

301 Moved Permanently

NERさんは全保連から催促の結果、訴訟を起こされた。内容は3ヶ月分の家賃を滞納して、全保連から訴えられたというものだ。

3ヶ月は流石に滞納しすぎだとは思う。ただ、まだ昔と同じような事をしているのかと思い、全保連の評判について調べたところ相変わらずの結果が出てきた。今も昔と変わらぬやり方で、弱みを握られた債務者に法律の範囲内で好き放題やっているようだ。

 

全保連株式会社の評判

全保連は当たり前の話として、基本的には法律の範囲内で問題のない取り立てを行う。だからと言って、取り立てられた側として納得のいくことばかりではなく、当然全保連側への不満もある。

下記で自分の経験した全保連のココが許せない行為というのを列挙していこうと思う。

半月程度の延滞で取り立ての電話がくる。

強引な取り立てはしてこない。ただ、取り立てで実績が上がれば回収者の給与も上がるので、少しでも振込が遅れると連絡をしてくる。自分の場合は半月程度滞納しただけで取り立ての連絡が来た。

早い人だと、数日で電話がかかってくるとのこと。彼らはとにかく早めに取り立てを始めるのだ。

 

家賃+1000円の事務手数料というやらを請求される。

まず言えることとして、この+1000円は払う必要はない。

理由を説明すると、もしあなたが月5万の家を借りていた場合、遅延による利息が20%の契約を結んでいたとしても年間で1万円の利息しか発生していないことになる。1ヶ月で計算すれば800円程度だ。月10万円ぐらいの家を借りていたなら、この場合年間で2万円になるから、+1000円ぐらいの事務手数料は払うべきではないのか?と思うかもしれない。しかし、賃貸契約時にこのような契約(家賃を滞納したら年率20%を払うといった契約)を結ばなければ、基本的には法定利息内でしか払う義務はない。法定利息は年5%と法律で決まっており、家賃が月10万円だとしたら、1ヶ月で発生する利息は500円以下なのである。もちろん、家賃が月5万円であれば、250円もしない。従って、ひと月で1000円は高すぎるのだ。

支払った1000円の一部は回収員の懐に入ることになるだろう。滞納しても家賃だけ払うべきだ。

 

保証人の家や会社にも毎日のように取り立ての連絡を入れる

これが一番許せなかった。携帯電話の番号が変わった場合もこのような対応をしてくる。自分もそうだったが、会社に電話される場合もあり、プライバシーの侵害ではないのか疑問に感じる。

 

家に直接訪問、インターホンを鳴らし、手紙を入れる

支払が遅れる場合も、電話に出て対応をすれば保証人からの支払ってもらうように要求されはするものの、1ヶ月程度は待ってくれる。ただ、1ヶ月以上経つと保証人にも支払の催促がいき、その間も手紙や直接訪問でじわじわと精神的に追い詰めてくる。挙句の果てには上であげたNERさんのように訴訟を起こされて、是が非でも家賃の回収に来るのだ。

 

全保連からここまでの仕打ちを受けるのは自己責任と言えるのか?

rent collection calling

家賃を払えばいいだけと言われればそこまでだが、自分は正直「家賃を滞納したという条件下の人物を、集中的に法律の範囲内で絞り上げるシステムを作り上げた債権回収業者」としか思えない。プライバシーを無視した取り立てや法定利息以上の手数料は法律的にも問題があるが、直接訪問で精神的に追い詰めるのはどうなのか?法律上の弱者のみをターゲットとすることで、隙間の無い優位な立場からその権利を乱用しているとしか思えないのだ。

家賃を支払わないのは自己責任と言われるかもしれないが、自分としてはこのような営利活動が平然と行われていることに関して、もう少し社会一般で考えてほしいと思う。

 

通常の保証会社では無職はもちろん、フリーターでも審査に通らず、保証人を立てなければ入居が出来ない。こうした人が家を借りる方法については下記記事を参考に。

家を借りる前に知っておくべき初期費用や審査について述べていく
「家を借りる」行為について、初期費用を抑えたい人、こうした審査に通るのが難しいかもしれない人へ向けに詳しく裏側を述べていきたいと思う。